田中雄二の「映画の王様」

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増山江威子さんは不思議な声優だった

2024-06-05 13:23:10 | テレビ

 増山江威子さんは不思議な声優だった。何しろ、「キューティーハニー」のハニーや「ルパン三世」の峰不二子をセクシーに演じたかと思えば、「天才バカボン」のママや「一休さん」の母上さまなど、いわゆる“いいお母さん”もきちんと演じたのだから。

 その意味では、「巨人の星」で星飛雄馬を惑わす歌手の橘ルミとけなげな左門豊作の妹ちよの両方を演じているのが象徴的だ。

 洋画の吹き替えではアン・フランシスとリー・レミックが多かった。こちらはどちらかと言えばセクシー路線の方かな。

 初期の吹き替えは、演劇では食えない新劇出身の人たちがアルバイト的にやっていたケースが多かった。その後、声の仕事が定着し、“声優”が専門職のようになったが、本来彼らは“俳優”なのだから、ちゃんと演技ができたのだ。もちろん増山さんもその一人だ。

歌手としては
「さるとびエッちゃん」の主題歌(作詞・山元護久、作曲・宇野誠一郎)
https://www.youtube.com/watch?v=YVNmCr7K2sI

「アンデルセン物語」の「キャンティのうた」(作詞・井上ひさし、作曲・宇野誠一郎)
https://www.youtube.com/watch?v=iHMhKO6RBms

どちらも宇野誠一郎による名曲だ。


 

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【インタビュー】『THIS MAN』木ノ本嶺浩

2024-06-05 08:51:11 | インタビュー

 とある田舎町で連続変死事件が発生した。被害者は全員、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたという。夢に出てくる男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れる。被害が拡大していく中、夫や娘と幸せに暮らしていた八坂華(出口亜梨沙)の身にも危険が迫る。

 世界的に話題を集めたインターネットミームに、日本独自の解釈と社会風刺を加えて映画化したパニックスリラー『THIS MAN』が、6月7日から全国公開される。公開を前に、華の夫の義男を演じた木ノ本嶺浩に話を聞いた。

「今まで見たことがないエンターテインメントがここにあると思う」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1435556

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「BSシネマ」『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』

2024-06-05 07:19:50 | 映画いろいろ
 
 
 今日のNHK BSの映画はロビン・ウィリアムズが実在の医師を演じた『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(98)。以前こんなことを書いた。
 
『文化の泉vol.6 映画に綴られた人生の創りかた』(2013.9.1.)から。
 
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