京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

京都醍醐寺 雨月茶屋

2007-03-30 19:06:41 |  京都食べ歩き
昨日朝、「はなまる」というテレビ番組で
醍醐寺の桜と、雨月茶屋を紹介していました。
今週末が満開という枝垂桜を、
見てみたいという思いが募ってしまい。。
今日、たまたま仕事がお休みということもあって。。
行って来ました~母を誘ってお花見に。
ウィークディなのに、すごい人出。
車も、臨時駐車場にしかとめられませんでした。
でも、並ばずに停められただけでもよかったかな~

雨月茶屋
まず、お昼を雨月茶屋で。



予約を入れると、このお座敷でお食事がいただける様です。


「一味膳」といって、ほんの少しずつのお料理が18種類。
かわいくて、どれから手をつけていいかわかりません



この一味膳だけだと3400円なのですが、
これに桜のアイスクリームと、
醍醐寺、三宝院の拝観券(両方で1000円)が付いて
3900円というプランを今日の朝予約。


この桜アイスクリームがとってもおいしくて、
これはお得なプランですよ、絶対。

三宝院
まだ京都の桜は、ほとんどちらほら咲きなのですが、
ここの枝垂れ桜は京都の中では早咲きで、今まさに満開。





三宝院の枝垂れ桜をことのほか愛でていた豊臣秀吉が、
歴史に名高い「醍醐の花見」をこの地で開く為に、
三宝院やその庭園を増築、改造したということなのです。

秀吉が設計したというこの三宝院の庭園の美しさに感激
皆座り込んで、黙ってじっと庭を見つめていました。
その広さといい、美しさといい、豪奢な庭の造りに
思わず息を呑んでしまいます。
撮影禁止で、この美しさを残せないのはなんとも残念。

三宝院の左手奥にお茶席が用意されていて、ここも桜は満開に近く、
桜のピンクと、木々の緑、毛氈の赤に、空の水色も加わって
美しい色の競演を見せ素敵でした。





醍醐寺
平成6年、「世界遺産」に登録されたという醍醐寺です。


醍醐寺の五重の塔。

この五重の塔を見て、ふと思い出しました。
もう20年以上前、一度ここに来た事があったことを。
そう。。。主人と、私と、長男の3人で。
 (次男はまだこの世に存在していません。
  その当時、どこにいたのでしょうね~

長男が1歳くらいで、おしめやミルクの入った
大きなママバッグを持ち、ベビーカーを押しながら、
お花見に来た事があったのです。

あの時ベビーカーを押していた手は、今母の手を引いています。
なんだかとっても懐かしい気持ちとともに、
いつの間にか過ぎていった年月の流れを少し感じました。


醍醐寺の枝垂桜。

毎年4月第2日曜に「豊太閤花見行列」が催されるということなので、
今度はそれを狙って見に来てみたいと思います。

「豊太閤花見行列」は、桃山時代の豪華な衣装の豊太閤が、
北政所、淀殿、侍女などに扮した女衆200名を
引き連れ練り歩く行列らしいのですが、
実際1598年の「醍醐の花見」の時、
秀吉は、1300名もの女房衆を伴っていたということですから、
その豪華絢爛さはいかばかりか。。。
ちょっと想像がつきませんねぇ。。