京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

ニュージーランド2クライストチャーチ紙の大聖堂

2018-09-25 11:05:55 | 海外旅行2017 11月ニュージーランドの旅

急に涼しくなって、すっかり風邪をひいてしまいました。
良くなったり、ちょっと頑張るとまたしんどくなったり。。
そんな日が続いています。

今日も仕事だしね。。休むわけにはいきません。
でも、仕事のない時はできるだけ休んで、
早く治るようにしないとね。。

ニュージーランド旅行記は書いていたものがあるので
アップしておきますね。


ニュージーランドゴールデンルート8日間旅程

1オークランドからクライストチャーチへ 2クライストチャーチ紙の大聖堂
3クライストチャーチカテドラルスクエア 4クライストチャーチボタニックガーデン
5クライストチャーチ ホテルとモナベール公園 
6クライストチャーチ シャートーオンザパークH 7クライストチャーチ~デカポ湖  
8デカポ湖・プカキ湖 9マウントクック ハーミテージホテル 
10マウントクックケアポイントハイク 11マウントクックパノラマレストラン 
12マウントフッカーバレー半日ハイキング1 13マウントフッカーバレー半日ハイキング2 
14クイーンズタウンへ オマラマ 15クイーンズタウンへ ワイタキディストリクト   
16クロムウェルフルーツ  17ワカティブ湖へ 18クイーンズタウンホテル・夕食 
19クイーンズタウン散策 20ミルフォードサウンドへ テアナウ 
21ミルフォードロード・エグリントンバレー 22ミラー湖    23キャズム
24ミルフォードサウンド遊覧クルーズ1  25遊覧クルーズ2
26ミルフォードサウンドセスナ遊覧飛行1  27セスナ遊覧飛行2
28クイーンズタウンホテルでの夕食  29クイーンズタウン~オークランド
30オークランド市内観光1  31オークランド市内観光2  32スタンフォードホテル
33オークランド散策  34オークランド夕食  35オークランド夜の散策
36ワイトモ洞窟  37ロトルア羊の毛刈りショー 38ファームツァー
39ロトルアマオリショー 40ロトルアポフツ間欠泉
41ロトルアポフツ間欠泉~オークランド   42スカイタワークリスマスイベント
43スカイタワー回転展望レストラン 44オークランド~帰国

ニュージーランド1 オークランドからクライストチャーチへ
の続きです。

2017年11月26日

クライストチャーチ空港

 クライストチャーチ空港に到着しました。

クライストチャーチ空港は、
ニュージーランド南島の空の玄関口と呼ばれる大きな空港。

でも、日本からの直行便は無いので、
オークランド空港経由になるんですね。
ここまで、日本から13時間半ほどかかっています。。

 でも、クライストチャーチは、雲一つない青空。
嬉しい~。

お世話になったニュージーランド航空の飛行機ともさよならです。
やっぱり、お洒落な飛行機です。

クライストチャーチ空港ターミナルを歩き、
荷物を取って、

 日本人ガイドさんの待つ出口へ向かいます。

マウントクックの山の絵とクライストチャーチエアポートの文字。

 とうとう、ニュージーランド南島にやって来た~という感じがします。

 クライストチャーチ観光

無事に日本人のガイドさんに会って、クライストチャーチの観光が始まります。 
男性のガイド兼運転手さんが、私達二人を案内してくれました。

クライストチャーチは、ニュージーランドで2番目に大きい町。
一番は乗り継ぎで降りた北島のオークランドですよ。

 

 イギリス統治時代にオックスフォード大学のクライストチャーチ出身者が
多く移住したことから町の名が付けられたそうで、
今でもイギリス調の建物がたくさん残っているそうです。

花や緑溢れるガーデンも多く存在し、
その美しい街並みは”イギリス以外で最もイギリスらしい街”
なのだとか。。

ほんと、素敵な街です。。

のどかだけど、英国風の洗練された街並み。
見ているだけで心が癒されていく感じ。

こちらは、 クライストチャーチの中心にあるハグレー公園。
その広さは世界3位に数えられるそうです。

公園を流れるエイボン川でカヤックを楽しんだり
ゴルフやテニスも楽しめるそうですよ。

名前を忘れそうになったら、広すぎてはぐれそうになる公園(ハグレー公園)と
思い出して下さいとガイドさん。
なるほど、これなら忘れないですね。

カンタベリー地震

でも、クラストチャーチは2011年2月22日、
ニュージーランドのカンタベリー地方で
マグニチュード6.1の大地震が発生した街なのです。

2011年3.11の東日本大震災が起こる2週間ほど前の事でした。

クライストチャーチ中心部の建物の約80%が崩れたといいます。

中でも、地元テレビ局カンタベリー・テレビ(CTV)の入った
ビルが倒壊したことで、このビルに入居していた
語学学校の生徒らが多数、倒壊に巻き込まれました。

犠牲者の中には日本人語学留学生の方もおられて、
日本人28名を含む185人の命がこの地震で奪われたのです。

初め、日本のテレビでも大々的にこの地震は報道されていましたが
3月11日、日本でマグニチュード9、0の東日本大震災が起こってからは
ほとんど報道されることはなくなりました。

地震から7年近くが過ぎていたこの頃、
大震災から復興も進み、街は、以前の活気を取り戻しつつありました。

追憶の橋・Re:START

この地震の中、生き残った追憶の橋「ブリッジ オブ リメンバランス」

第一次世界大戦のとき、エイボン川にかかるこの橋を渡り、
若者がクライストチャーチ駅から戦地に向かって行ったところです。

こちらは、 Re:STARTといって、
震災後に被害を受けた跡地を利用してコンテナで作られたショッピングモールです。

時間とお金をかけずにクライストチャーチに活気を取り戻そうと
始められましたが、今でも沢山の人で賑わうスポットになっています。

まだまだ復興途中

クライストチャーチの街を車で走ってみて思ったのは、
まだまだ工事中の建物の多い事。

 7年が経とうとしていても、街の至る所で工事が行われています。

街はゆっくりと復興していってるんですね。

建物の壁には色々な絵が描かれていますが、
どこか寂し気で祈る様な表情の絵に心が動かされます。

2011年は、日本にとってもニュージーランドにとっても
多くの尊いものを奪われた年だったんですね。

 

 静かに時が流れるクラストチャーチの街。

パステルカラーの花々も、
犠牲になった人々の魂を慰めるように優しく穏やかに、
また、復興の力になるように陽の光を浴びて元気よく咲いていました。

紙の大聖堂(カードボード・カセドラル)

クライストチャーチのシンボルとして親しまれていた
クライストチャーチ大聖堂は2011年の地震によって倒壊し、
現在も修復が完了していません。

再建設されるまでの間の仮設教会として2013年に
紙の大聖堂が建設されました。

この紙の大聖堂は、なんと日本人建築家の坂茂(ばんしげる)氏が
デザインしたものなのです。

可愛らしい三角屋根と美しいステンドグラス。

 ステンドグラスは夜になるとライトアップもされるそうですよ。

坂氏は、なんと特殊加工を施した大小様々な筒状の紙で教会を作りました。
屋根も祭壇も十字架も全て筒状の紙で作られているんです。

低コストで、それでいて耐久性が強く、
紙で出来ているとは言え、50年間は使えると言われています。

その間に、クライストチャーチ大聖堂も
きっと再築されるのでしょうね。。


素朴でシンプルな教会ですが、たくさんの人々の厚い思いで
満ち溢れた温かみのある教会。

この教会の椅子には、日本人会を通じて日本人が寄付した
お金が使われているそうです。

紙の大聖堂の記念に、繊細な模様がとっても綺麗な
コースターのセットを買いました。

今も、家に飾っているこのコースターセットを見る度に
英国風のお洒落な街、でも、まだ復興途中で
至る所が工事中だったクライストチャーチの街を思い出します。


次は、ニュージーランド3クライストチャーチカテドラルスクエア
続きます。


 

つもご訪問ありがとうございます。   

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。
また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。 

ヨーロッパ旅行カテゴリーを離れ、
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