2018年 英国周遊の旅18 ストラッドフォード・シェークスピアの家
の続きです。
5月1日
ストラッドフォード・フリータイムの始まり
シェイクスピアの生家を出るとフリータイムの始まりです。
実は、ストラッドフォード・アボン・エイボンで
フリータイムがあることを知らなかったので(予定表に書いてなかった)
何の下調べもしていません。どこに行こうかな。
とりあえず、バスの窓からさっと見ただけの観光地を巡ってみましょうか。。
街角では、赤い公衆電話の前で、青年がギターの弾き語りをしています。
この赤い電話ボックスは、 リバプール大聖堂を設計した
ジャイルズ・ギルバード・スコットがデザインしたのでしたね。
時計を忘れた
実はこの旅行で、私は腕時計を忘れて来ていました。
携帯があれば時間は分かるけど、でも、集合時間のチェックなど、
やっぱり旅行の時には、さっと見れる腕時計は必需品ですよね。
主人がまず時計を買いに行く?と言ってくれたので
そうやね~。。でも、そんなん売ってるかな~。。
高い時計はもったいないし、安い時計売ってるかしら。。
なんて思いながら、大通りの方へ向かいました。
教会のような建物は、バークレイズバンク。
ブリッジストリートにデパートがあると聞いていたので
そちらの方へ行ってみます。
マークス&スペンサー
マークス&スペンサーは、イギリス国内に300店以上もある
プライベートブランド(PB) の衣料品や靴、
家庭用品などを売るデパート。
ここならあるかも。。と入ったけど、
適当な時計は見つかりません。
というか、じっくり探している時間はないしね。
さ~っと店内を見て、主人のネクタイだけ2本買って
時計はいつでもいいから、まずは観光しようよと
すぐにデパートを出ました。
ハイストリート・チャペルストリート
観光名所のたくさんあるハイストリート
チャペルストリートを歩いていくことにしました。
町にはファッション・アンティーク・宝石・雑貨・食品。。
色々なお店が並んでいます。
TEAS Whittard(ウィッタード)
紅茶のウィッタードのお店がありました。
イギリスと言えば紅茶。
トワイニングやウィリアムソンティー、クリッパーティーなど
デパートやスーパーで手に入るブランドの紅茶もありますが、
フォートナム&メイソンや東インド会社、
ウィッタード・オブ・チェルシーなど直営店舗しか
購入できない紅茶もあります。
ここは、1886年に創業した老舗の紅茶店ウィッタード。
ロゴやデザインのかわいさから人気を集めているブランドです。
お店の中に入ってみると、同じツァーの親子連れさんがおられました。
お母さんと娘さんの二人旅。
びっくりしたことに、昨日ダルメインからピーターラビットの町
ボウネスへ向かう途中車に酔って、
レストランで一緒にダウンしていた4人組のメンバーのお二人でした。
お互い元気になってよかったですね。
お二人は、仲良く色々な紅茶を見ておられます。
マグカップやティーポットなどのデザインも可愛く
ここでは、色々な紅茶を試飲する事もできるんですよ。
私達も試飲しましたが、買うのは観光の後にすることにして
お先に。。とお店を出ました。
とりあえず街を観光して、また戻ってくるつもりです。
The Old Bank
さて、観光の始まり。
チャペルストリートに建つこの赤煉瓦の重厚なビルは、
古いイギリスを代表するバンクビルだったそうです。
今は、HSBC銀行(香港上海銀行)になっています。
正面玄関の上部に金色に輝くシェイクスピアの肖像が。
ここで、ばったり添乗員さんに会いました。
添乗員さんは、この先にあるギルド教会やキングエドワード6世スクールに
行って来られた帰り道のよう。
写真を撮ってあげましょうと言われ
チューダー朝様式の木組み建物をバックに
撮ってもらいました。
私達もこれから、ギルド教会や
キングエドワード6世スクールに行ってみます。
タウンホール 市庁舎
すぐそばの角にある建物は、市庁舎TOWN HALL。
1767年建設で、この街では数少ない石造りの建物です。
ナッシュズ・ハウス&ニュー・プレイス
市庁舎の先にあったのは、ナッシュズ・ハウスと
ニュー・プレイスです。
ニュー・プレイスは、1597年に
劇作家として大成功を収めたシェイクスピアが
購入した家です。
シェイクスピアが亡くなったのも
この家だったそうですが、
家屋は1759年に壊され、
今は広い庭と土台だけが 残されています。
18世紀に、次から次へと訪れる観光客に
嫌気がさした所有者が壊してしまったのだとか。。
え~~、そんなもったいない。。
隣のナッシュズ・ハウスはシェイクスピアの孫娘、
エリザベスとその最初の夫トーマス・ナッシュが
住んでいた家です。
ギルド教会
チャペルレーンという通りを挟んだニュープレイスの
向かい側に建つのはギルド教会。
13世紀半ばからの歴史を持つ由緒ある教会です。
中に入ってみると。。シンプルな教会ですが
アーチドームの上の壁にフレスコ画が残っています。
国王ヘンリー8世の宗教革命で多くの修道院が破壊された時
この教会のフレスコ画にも破壊の命令が。。
当時、命令されたのはシェイクスピアの父だったとか。。
彼は、破壊する代わりに、石灰塗料の層で絵を塗りつぶしたそうです。
その後、その事実が判明し、19世紀中期以降塗料の除去が進められ、
フレスコ画が復活したのだとか。
でも、まだ全部は取り切れていないような。。
でも、これって、シェイクスピアのお父さん、
グッドジョッブやん。。と私は一人で思っていました。
左右に整然と並んだ座席も改装されたものですが、
これは、オックスフォード大学などの
カレッジチャペル形式なのだそうです。
ギルドコッテージ(救貧院)
ギルド教会に続く、このストライプの、
煙突5本が並ぶチューダー様式の建物は、
1427年に建てられた、地域の貧しい人と老人のための家、
ギルドコッテージです。
現在も身よりのないお年寄りが住んでおられるという事です。
この建物の奥に、キングエドワード6世スクールが 広がっているそうで すよ。
キング・エドワード6世スクール
ギルド教会の南側にある、キング・エドワード6世スクール (グラマースクール)。
シェイクスピアも通っていたこの学校は、 裕福な家庭の子息が通う学校。
当時のストラトフォードでは最高の教育が受けられたそうです。
シェイクスピアはここで、ラテン語の文法や文学を学び
カリキュラムの中でラテン劇の経験も積んだそうです。
ただ、シェイクスピアは13歳の頃父の事業が傾き、
その後この学校には行けなくなったとも言われていますが、
それが事実なら、どんなに悔しくて悲しかった事でしょうね。。
中に入ってみるとショップが。。
この先は有料で入れるようですが、 もちろんそんな時間はありませんし、
予約もいるような雰囲気でした。
この学校は、今も現役の学校で、
シェイクスピアが学び、ハーバードも通っていたかもしれない学校、
しかも、毎年オックスフォード大学やケンブリッジ大学に
進学する子供を多く出すという事で、
イギリス国内ではなかなか人気の競争率の高い学校なのだそうです。
ギルドコッテージの横をあるく生徒さん達、 皆さん優秀なんですね~。
さて、そろそろ戻っていきましょう。
帰りに紅茶も買いたいし、見つけられれば腕時計だって買いたいしね。
2018年 英国周遊の旅20 ストラッドフォード・フリータイム②
へ続きます。
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