京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北欧旅行18 コペンハーゲン・カステレット要塞

2015-10-09 08:18:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

2015年度のノーベル賞受賞者が発表されましたね。

医学・生理学賞に北里大学の大村智教授。
物理学賞に東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授と、
日本人が二人も受賞されました。

大村教授は、
「寄生虫による感染症の治療法に関する発見」
梶田教授は、
「ニュートリノが質量をもつことを示すニュートリノの振動の発見」
が、受賞理由だそうですよ。
このところ日本人の受賞、すごいですよね~。
日本人としてすごく嬉しいし、誇らしいです。

私達はこの北欧旅行で、デンマークの後、
スウェーデンのストックホルムの市庁舎にも行きました。

そこで、ノーベル賞授賞式や晩餐会が行われるのです。
晩餐会の後にダンスパーティーが開かれる黄金の間も見てきたので

ああ、あそこで晩さん会に出席して、あそこで踊られるのかな。。
なんて、そんなことも気になったりして。

梶田教授の奥さまは、ぜひ踊ってみたいと言ってられましたが、
大村教授の奥様は、16年前に亡くなられていて、
大村教授は、せめて写真を持っていくとおっしゃっていたようです。

 

さて、ストックホルムのあるスウェーデンの前に
デンマークをもう少し。

北欧旅行17 デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


 7月10日(金)

カステレット要塞へ

人魚姫の像から歩いて7分ほどの所にあるカステレット要塞ですが、
私達は、バスで連れて行ってもらいました。 

スポーツ用品のお店かな。。真夏なんだけど、しっかりと冬物売ってますね。。


綺麗な黄色の壁の建物が続いています。

そして、ほんの数分バスに乗ったら。。 

カステレット要塞に到着です。

カステレット要塞

カステレット要塞は、星の形をした水路で囲まれた要塞。
                (この写真はHPより借りました。)
日本の函館の五稜郭と同じですね。

商人の町コペンハーゲンの港入口を防御する目的で、
1662年に建設されたそうですよ。

私の撮った写真では、星型??が全然わからないので
上の写真をちょっと載せてみました。

 

今は要塞というより、緑の美しい公園になっているカステレット要塞。

この辺りは、チャーチル公園とも呼ばれていて、
公園内にはウインストン・チャーチルの胸像もあります。

第2次世界大戦でナチス・ドイツに占領されたデンマークを救ってくれた
イギリスへの感謝の気持ちを表して
チャーチル公園と名付けたり、胸像を建てたそうですよ。

 

聖アルバニ教会・ゲフィオンの泉

チャーチル公園には、聖アルバニ教会とゲフィオンの泉が
あります。

聖アルバニ教会は白とグレーの石造り、
美しい英国国教会です。 

 その横にあるのがゲフィオンの泉。

 噴水はたっぷりの水で満たされ、水しぶきも涼し気です。

デンマーク建国の神話

四頭の牛とその背後で鞭を振るう女神ゲフィオンの像ですが、
実はこの像にはデンマーク建国の神話が隠されているのです。

女神ゲフィオンは、スウェーデン王に、
一晩で耕しただけの土地を与えると言われ、

できるだけ多くの土地を貰おうと、4人の息子を牛に変え、
4頭の牛に鞭を振りかざし、怒涛のように土地を耕かせるのです。

母親に鞭を振られ、必死で働らく4頭の牛達。。
ほとばしる水しぶきが、この彫刻に力強い躍動感を与えています。

息子たちを牛に変えてなんてまで。。

え~~。。可哀想。。と思ってしまいましたが、
でも、こうして得た土地が、

デンマークの、首都コペンハーゲンのあるシェラン島となり、
デンマーク建国の始まりとされているのだとか。。

 

こちらは、鞭を振るう女神ゲフィオンの必死の形相、
牛になった息子たちのこれまた必死の頑張りを
静かに見守る聖アルバニ教会ですよ。 

さて、カステレット要塞の後は、
コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿ですよ~。

19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿 に続きます。

 

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2015-10-10 19:17:45
二人の日本人のノーベル賞受賞。
ほんと同じ日本人として誇らしく
嬉しいですね~(^-^)
会見をニュースで見ながら
人の役に立つ事をと思い不屈の精神で研究を
続けられてたのだなぁと思うと感動でした。
受賞式のあるストックホルム。
たんぽぽさんの記事楽しみにしていますね(^-^)

デンマーク建国の神話。
日本にも建国の神話がありますが
外国のお話しも個性があって面白そう
ですね(^.^)
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-10-11 13:32:10
二人の日本人のノーベル賞受賞。
知らないところで、自分の為でなく人の為に
時間もお金もかけて研究をずっと続けてられる人がいる。
すごいな~と思います。

受賞式のあるストックホルムで、
ノーベル賞のメダルと同じサイズのチョコレートも
買ってきました。
また、スウェーデンにたどり着いたら
ご紹介しますね。

デンマーク建国の神話。
なんだか、息子たちが可愛そうで。。
でも、確か、その後人間の姿に戻ったとかガイドさんから聞いたように思うのですが
ちゃんと覚えていないので、ブログには書けなかったんです。
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