2019年クロアチア他2国の旅10ドブロブニク
ルジャ広場・大聖堂・昼食の続きです。
2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
2019年6月27日
フリータイム・ドブロブニク城壁巡り
さて、これから2時間半ほどのフリータイムの始まり。
まずは、なんといってもドブロブニク城壁巡りです。
プロチェ門近くの最初に教えてもらった城壁の入口から
登ります。
手作り雑貨の露店
プロチェ門近くに可愛い人形や雑貨品を売る露店が
出ていました。
刺しゅうのランチョンマットやコースター、
栞なんかも可愛いです。
これって、全部手作りなんだそうです。
伝統衣装を着たお人形。
白い被り物をしているのは既婚女性なんですって。
既婚女性の人形を記念に一つ買いました。
プロチェ門近くの入口
ドブロブニク壁壁への入り口は3か所あって、
ピレ門、プロチェ門、聖イバン要塞の近くにあります。
ここは、プロチェ門近くの入口。
ドブロブニク城壁は、周囲約1,900m、
厚さ5メートル、高さ20メートルの 堅牢な壁です。
ささっと歩けば1時間程で一周できるそうですが
景色を楽しんだり写真を撮ったりしながら歩いたら
2時間位はかかるそうで、
それだけでフリータイムがなくなってしまいそう。
どうしよう。。
ドブロブニク城壁巡り
プロチェ門城壁の上
プロチェ門の城壁に上がってきました。
わ~、綺麗。。
城壁から東側を望むと紺碧のアドリア海と白いクルーザー船。
先ほどクルーズでぐるっと回ってきた海ですね。
手前奥にレヴリン要塞があり、
海外沿いには、バニェビーチが続きます。
反対方向を見ると、聖イバン要塞と旧港。
アドリア海ミニクルーズの船が出航した場所です。
緑のロクルム島も見えていますよ。
ドブロブニク(ラグーザ共和国)は、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、
ヴェネツィアと共に5つの海洋共和国として栄えていたといいます。
その頃の海洋共和国の港も、タイムトラベルして覗いてみたいな~。
城壁巡りは、時計と反対方向の一方通行です。
プロチェ門の城壁から入った私達は、まず、ピレ門を目指し、
その後どうするか決めることにしました。
レヴリン要塞とドミニコ会修道院
こちらはレヴリン要塞。街の東を守る要塞です。
プロチェ門の横にあるドミニコ会修道院。
ほら、階段に、足元を隠す目隠し石の付いた手すりが
ある修道院ですよ。
周りが高い塀のような形で囲まれていて中が全然見えませんでしたが
城壁に登ったら中庭もちょっと見えました。
美しい修道院だったんですね。
オレンジ色の屋根瓦の街
プロチェ門から城壁に登ると、山側からオレンジ色の屋根瓦の街と
その向こうに光るアドリア海が見えます。
何という景色。。美しすぎ。。言葉にならない。。
アドリア海を背景に、時計塔やルジャ広場、聖ヴラホ教会、
総督邸、大聖堂。。が見えています。ほんと綺麗。。
あまりの美しさに、ささっとなんて歩いていられません。
二人で景色に感動したり、写真を撮ったり。。
たまたま会った添乗員さんにツーショットもいっぱい撮ってもらいました。
こりゃ、歩くのにずいぶん時間がかかりそうです。
戦争の傷跡
でも、ここにも戦争の傷跡は残されていました。
綺麗なオレンジ色の屋根瓦はちゃんと修復された家、
傷つけられてもそのままの屋根瓦で残っている家もあります。
昔のこの屋根瓦の型は、なんと女性の太ももの型で取っていた
そうですよ。びっくり。
80%以上の家々が破壊されたり
被害を受けたと聞きましたが
中には、大きな被害を免れた家もあり、
そういう家は昔の面影を残して建っています。
ベランダに置かれた椅子、
無造作にかけられたタオル。。
生活感が出ていて、こういうのもいい感じですよね~。
スルジ山
振り返ると、この日最初に登ったスルジ山が見えています。
ナポレオンが送ったという十字架(再建した物ですが)も
見えていますよ。
魔女の宅急便の街
ドブロブニクは、ジブリ映画の名作魔女の宅急便の
舞台になった街としても有名です。
(魔女の宅急便の画像はHPより借りています。)
なるほど、オレンジ色の家々の屋根、青い海、白い船。。
ほんと、ドブロブニクとよく似ていますね~。
魔女っ子キキちゃんが宅急便をお届けする家はどこかな。。
なんて思ってしまいますよね。
クロアチアには猫がいっぱいで
ほら、私達が泊まったホテルにも魔女の宅急便の
ジジのような黒猫がいましたよね。
ほら、よく似ているでしょう。
ちなみに、魔女の宅急便の街のモデルとして
ポルトガルのポルトやリスボンも言われているようですが、
有名なのはここ、クロアチアのドブロブニクと
スウェーデンのガラムスタンだそうです。
2015年7月北欧旅行 スウェーデン・ガムラスタン
それに、バルト3国の一つエストニアのタリンも、
モデルになった街と言われていますよ。
2016年5月バルト3国 エストニア・タリン
お時間あったら見比べてみて下さいね。
真夏日
さて、城壁を進んでいきます。
涼しそうに爽やかに見える景色ですが、城壁には日影がないので暑い暑い。
抜けるような青い空は嬉しいのですが、完全な夏日なのです。
帽子くらいでは追いつかない日差しの中、
ペットボトルの水を大事に飲みながら進んでいきます。
こちらはスルジ山との間の城壁ですが、
他国の侵入を防いできた城壁だけあって本当に強固。
道路との間はお堀のようになっていて、
これではなかなか敵も踏み込めないですね。
しかも、城壁は平坦な道ではなく、アップダウンがあるので
歩くのが余計に大変なんですよ。。
ミンチェタ要塞
ミンチェタ要塞が見えてきました。
ドブロブニク城壁には4つの要塞がありますが、
北角の城壁の一番高い位置にあるミンチェタ要塞。
ドブロヴニクの城壁のなかで一番目立つ存在で、
遠くからでも、その姿を目にすることができます。
ミンチェタ要塞はピレ門側から街を守るため14世紀に建てられました。
ミンチェタ要塞の円塔は、どんな攻撃にも対抗するため、
壁の厚さが6mもあるそうですよ。
一番上の展望台まで階段で登ることができ、
そこから旧市街地とアドリア海を一望できます。
上まで登らなくても、もう十分に綺麗。。と登らない人もいる中、
ここまで来たら。。と思ってしまうのが私達。
狭くて結構急な階段を、よいしょよいしょとと登っていきました。
そして。。
ミンチェタ要塞の頂上展望台からは、
オレンジ色の屋根の家々の旧市街地と紺碧の海アドリア海
緑のロクルム島や旧港も見渡すことができました。
息を飲むようなすごい絶景。。
海の碧と空の青、この素晴らしいお天気にも感謝です。
暑い暑いなんて文句言ってごめんなさいです。
大変だったけど、はぁはぁ言いながらも登ってよかったね~。
と、頂上に吹く風を少し感じながら休憩。
そして、ミンチェタ要塞を今度は降りて行きます。
またまた、暑いな。。 あぁ、しんどと言いながら。。
振り向いて見たミンチェタ要塞。
お洒落な街並み
オレンジ色の家の屋根屋根と緑の南国風の木々。
ブーゲンビリアの花が満開で。。
この辺りは、とってもお洒落な街並みです。
フランシスコ会修道院
そして、ピレ門近くのフランシスコ会修道院までやってきました。
西のフランシスコ会修道院は、東のドミニコ会修道院と対だけあって、
よく似た形をしていますね。
ピレ門側の城壁出入口
ピレ門側の城壁出入口がもうすぐそこです。
ここで、城壁をでなかったら、海沿いの城壁をぐるっと歩いて
私達が入ったプロチェ門の出入り口まで1周することになります。
どうする。。。。 と、聞く間もなく主人は、
もうピレ門から出る階段を下り始めています。
決断が早い。。
もちろん、私もこの暑い中、あと半周以上はとても歩けないし、
買い物もしたいし。。と思っていたけど
でも、主人が行くよ。と言ったら、行ってもいいかな~。。
という気持ちもちょっとはあったんですけどね。。
海沿いの城壁も魅力はありますしね。
この若者たちは、まっすぐ進んでいるので続けて歩くんですね。
でも、この日は本当に暑くて、ツァーの方もここで城壁を降りた人が
ほとんどだったようです。
という事で、ピレ門横の狭い階段を下りていきます。
後で主人に聞いてみたら、
え。。まだ、城壁を歩くつもりだったんと。
いえいえ、そんなつもりはありませんでしたけどね。
ここを降りたら、オノフリオ大噴水のある広場です。
私達フリータイムの最終集合場所でもあるんです。
城壁お勧め半周コース
ドブロブニクの城壁からの眺め、本当に絶景でした。
暑くなかったらぐるっと1周歩きたいほど。
でも、この暑さでは体力的に限界でしたね。
後で城壁半周コースとしてお勧めなのは
プロチェ門付近入口からピレ門付近入口までを歩く
山側の半周コースという事を聞き、
ちゃんとおすすめコースを歩けていてよかった~。
確かにピレ門側から入ったら、海沿いを先に歩くので
1周周る時はいいのですが、
半周でプロチェ門で降りてしまうと、
一番きれいな山側からの景色が見れなくなります。
ピレ門から城壁に入った時は、覚悟を決めて1周した方がいいですね。
さて、次は、フリータイムの残り。1時間ちょっとはありそう。
まずは、アイスクリームで休憩ですかね。
2019年12ドブロブニク フリータイム・買い物
へ続きます。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
たんぽぽのお花を
ぽちっと押してく.ださいね。
いつもご訪問ありがとうございます。
2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
これからもマイペースで頑張っていきます。
伝統衣装を着たお人形さん達、どの子も可愛くて迷ってしまいそうですね(*^^*)
手作りというのも素敵、雑貨好きの私にはたまらない可愛いお店だなぁ〜(*^^*)
連れて帰ったお人形さん、白い被り物は既婚女性の衣装なのですね、旅の記念になりますね。
城壁からの景色、感動です(*^^*)
青い海、オレンジの屋根、全てが美しいです。
これは さっさとなんて歩けません。
ゆっくり景色を楽しみたくなりますね(*^^*)
魔女の宅急便の舞台になった街。
名作の舞台になる場所ってどこも納得する素敵な風景ですよね(*^^*)
ねこちゃんが多いのもジジを思い浮かべます(*^^*)
他の2つの場所もモデルになった街と言われるのがわかりますね(^_^)
ちょっと話はズレてしまうけど、ノーベル博物館の記事、懐かし〜(^_^)
ノーベル賞発表は来月かな、もうそんな時期か〜、1年って早いですね(*^^*)
お天気がよかったのは嬉しいことだけど、たんぽぽさん暑かったよね(;´∀`)と思いながら、こんな素敵な感動の景色を見せてもらって感謝です(*^^*)
伝統衣装を着たお人形さん達、見ていたら、白い被り物は既婚女性の衣装だと身振り手振りと簡単な英語で説明して下さいました。あなたは、これね。。みたいな感じで勧めてくれたのは白い被り物をしたお人形。はい、正解ですとそちらを買うことにしました。(^^ゞ
また、この旅の最後にお見せしますね。
城壁からの景色、感動すぎて、誰だってさっさとなんて歩けませんよ。
このために来たという人もおられましたよ。(*^^)v
魔女の宅急便の舞台になった街。
他の2つの場所も、見てきてくださったんですね。(^-^)
それぞれちょっとずつ違うけど、モデルになった街と言われるのがわかりますよね~。(^_^)
ノーベル賞発表の頃なんですね。
毎年12月10日ノーベルの命日に、ストックホルムで授賞式でしたよね。ほんと1年って早いですね,
今年はコロナで授賞式どうなるんでしょうね。(^-^;
この頃は、ヨーロッパ全体がすっごく暑かった頃だそうで、本当にふらふらになるほど暑かったです。(^^;)
でも、せっかく来たのに雨とかどんより曇りという時もあるようで、そのことを思えばラッキーですよね。(*^^)v