京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北欧旅行9 ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ

2015-09-12 00:30:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

北欧旅行8  ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月8日(水)

色々なことがあったフロム山岳鉄道、
終着駅のフロム駅に着きました。

ここから、フェリーに乗って、ソグネフィヨルドの遊覧に出かけます。

え。。あれなの??フェリーって。。
まさかぁ~。。

なんて大型船にびっくりしながら、まずは昼食をとるために
レストランに向かって歩きます。
残念ながら、この大型船は私達の乗る船ではありませんでした。

  

それにしても、こんな山奥に大型船があるので、
皆、これって船のホテルなの?

なんて言ってましたが、いえいえ、
この大型船もソグネフィヨルドを走る大型高速船なのです。

つまり、フィヨルドは、この大型船が通れるほど
深いということなのです。

深い所では海底まで1000m以上もあるとのことで
これが普通の川との違いなんだ。。
すご~いと感心してしまいました。


ネーロイフィヨルド

ここで、ちょっと、クルージングについて
地図で説明すると。。

世界最大のスケールを誇るソグネフィヨルドの全長は204kmもありますが、
私達がフェリーで遊覧するのは、フロムからグドヴァンゲンの
ネーロイフィヨルドだけ。(オレンジ色の点々

 

でも、ソグネフィヨルドの支流にあるネーロイフィヨルドは、
世界で最も狭く、世界遺産にも登録されているフィヨルドなのです。

今回、私達はフロムからフェリーに乗って
アウリランフィヨルド、ネーロイフィヨルドを周り
グドヴァンゲンでフェリーを降ります。
そして、その後、バスでスタルハイムのホテルへと向かいますよ。

昼食までの待ち時間

 まずは、昼食の為レストランへ行きました。

予約時間に少し早かったので、ちょっと休憩。 

 

 お花が綺麗に咲いていて、のどかな雰囲気です。

私、いつも思うんですけど、
外国の方って、綺麗な色の服を着られるんですよね。

オレンジのセーター、ブルーのコートのご夫婦、
真っ赤なセーターと、パープルのカーディガンのご夫婦。

どちらとも、結構お年かなとは思いますが、
素敵に明るい色を着こなしておられます。

主人の服はというと。。黒。

でも、中のシャツのスカイブルーは、綺麗でしょう。

カフェレストラン

さて、いよいよお昼ご飯。

レストランの中は、石のカウンターがあったりしてお洒落。

落ち着いた、温かな感じのお店です。

ちょっと酸味のあるスープ。
食欲をそそってくれて美味しかったです。
ガーリックの効いたパンも。

チキンとサラダのメイン料理の後は
パウンドケーキのスイーツ、生クリームが添えてあります。

スイーツとコーヒーでほっこりしたあとは、
さぁ、いよいよフィヨルドクルーズですよ。

 

フィヨルドクルーズ

北欧ノルウェーと言えば、自然を味わうというのが旅の醍醐味の一つ。

本当は、真っ青な空の下、クルージングしたかったけど、
本日は曇り空、しかもすっごくすっごく寒いのです。

今は真夏なのに、長袖のシャツの上に薄手のカーディガン、
その上にもう一枚カーディガンを着て、長袖のコートを着て、
ぶ厚いスカーフを巻いています。

それでも、寒くて寒くて。。

何年か前、ドイツのライン川下りをしましたが、
その時も曇り空で、すっごく寒くって。。

   2 ドイツ ライン河クルーズ

あの時は、寒かったけど覚悟してデッキに上がり、
震えながら、ライン川から古城を見ましたが、

今回は、迷うことなく、まずは温かい席を確保することにしました。

 

同じツアーのご夫婦と一緒にあったかい席をキープして
時々、交代でデッキまで上がることにしました。

オッテエルネス村

フェリーは、いよいよフロムを出航です~。

フロムを出港して間もなく、右手にオッテエルネス村が。
この写真からではよくわかりませんが、
斜面にカラフルな家々が立ち並ぶ、可愛い村なのです。

 デッキからの眺め

デッキまで登ると、やはりデッキからの眺めはすごい。

フィヨルドならではの氷河を残す山、
突き刺すような断崖絶壁、
これが、氷河によって削られたU字谷なんですね~。

 湖面は静かで、幻想的な世界にいざなってくれます。

滑るようにフロム港をでたフェリーは、アウルランフィヨルドに進みます。

ウンドレダールの村

左手に美しいウンドレダールの村が見えてきました。

ネーロイフィヨルドのユネスコ世界遺産の景色の中にある
小さな絵のような村です。
農家が多く、主に山羊を飼い、チーズを生産しているのだそうですよ。

 

村の中央に、とんがり帽子の赤い屋根の白壁の教会。

アンドレダルというこの教会は、
1147年に建造された北欧で最も小さな木造教会で、
教会の内部には、中世当時の姿が描かれた絵画が残っているそうです。

 

フロムの黒壁の教会と共に絵葉書にも登場する有名な教会だそうですよ。

可愛いおもちゃ箱のようなウンドレダールの村にさよなら、

 フェリーは、アウルランフィヨルドを進んでいきます。


斜面草原に白い点々

温かい座席で、4人で談笑しながら外をみていると。。

フィヨルドに注ぎ込む滝の角度からして、
かなりの斜面の草原なのでしょうが、
何か、白い点々が見えています。

 一緒に座っていたご夫婦の奥さんに、

ね。。あれ、動いてないと言われ、
え。。ひょっとして羊

まっさか、あんな斜面にいる~と、思いつつ皆で見ていると、
確かに白い小さな点々が動いています。
へぇ~、やっぱり羊なんやね。。と皆びっくり。

こんな斜面でふんばっている山羊たち。。

普通の牧場で育てたら、却って平衡感覚が
おかしくなってしまうかもしれませんよね。

望遠で写真を撮り、家で拡大してみると。。山羊君たちがいっぱい、
思っていた以上にたくさんの羊にびっくりでした。

ネーロイフィヨルド

さて、フェリーは、アウルランフィヨルドを抜け、
世界一狭いと言われるネーロイフィヨルドにやってきました。

私達は、温かい部屋とデッキを
行ったり来たりしていたのですが、

写真の師匠のNさんは、ず~っとデッキの一番前で写真を撮ってられました。
Nさんの奥さまも、寒い寒いデッキに、
ず~っと傍でいっしょにいられて。。優しい奥様ですよね。

小さい小さいホッカロンしかなかったけど、
お二人にあげたら喜んでもらえました。
 

私が写真を撮りにデッキに行くと、

いいところでやってくるわね~と、奥様はにっこり。

そう、ここは、 ソグネフィヨルドの枝分かれのネーロイフィヨルド。
世界遺産(自然遺産)にもなっていて、
最も狭いところは250mの幅しかない世界で最も狭いフィヨルドなのです。

 

 真っ青な夏空のフィヨルドもいいだろうけど、
大自然の神秘を感じる、こんな幻想的なフィヨルドも素敵ですよね。

サーグ滝

狭いフィヨルドを意味する全長17kmのネーロイフィヨルドで
最大の滝がサーグ滝です。

サーグとはノコギリという意味で、
大量の雪水が山頂からノコギリの歯のように
ジグザグになって一気に流れ、

フェリーから見ても、その迫力に思わず感動します。 

 デッキから室内に戻る途中、最後部へ寄ってみました。

フェリーの出す水しぶきがネーロイフィルドに線を描き、
また、違った趣、素敵でしたよ。

スティヴィ村

ネーロイフィヨルド、もうすぐ最終地点のグドヴァンゲンという手前に
スティヴィという村が見えました。

1996年まではノルウェー最小の郵便局があったというスティヴィ村。
かつて、人口3人だったと聞きましたが、今はどうなんでしょうね。。
もう少し、家がありそうな気もしますが。。

どちらにしても、本当に小さな村のようですね。

 この滝はスティヴィ滝だそうです。

 グドヴァンゲン

ネーロイフィヨルド、最終地点のグドヴァンゲンに到着です。

グドヴァンゲンには、1800年代から観光客が訪れていたらしく
当時は、観光客を迎える馬車が、
多いときには350台も待っていたそうですが、 

 

 私達の乗るバスも、ちゃんと先回りをして待ってくれていました。

ありがたいんですけど。。
でも、待ち時間がないと、お土産屋さんに寄る時間もありませんよね。。

ということで、そそくさとバスに乗り込んで。。

幾筋もの滝の流れる美しいグドヴァンゲンにさよなら。

 

今から、バスで、本日のホテルのあるスタルハイムまで行きます。

 

北欧旅行10 ノルウェー・ソグネフィヨルドスタルハイムホテルに続きます。

 

 


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2 コメント

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Unknown (うさぎ)
2015-09-12 13:23:21
本当にフィヨルドは大自然が広がっていて素敵な所ですよね~。
私もフロムからフェリーに乗ってグドヴァンゲンまで行きましたよー。
夏でも真冬のような酷寒の寒さですが、可愛らしい村や山々が出迎えてくれて、たんぽぽさんの記事を読んで懐かしく思いました★

確か私は滝のお水を飲んだ記憶があります。あとは道を走る車が私達のフェリーに気付いてクラクションを鳴らしてくれたのも覚えています。

ヨーロッパの洋服、オシャレですよね。私も日本未上陸のお店のをちょこちょこ買っています♪
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うさぎさんへ (たんぽぽ)
2015-09-14 15:22:22
フィヨルドって、真夏でも真冬に近いんですね~。
行った日にもよるみたいですが、
私達が行った日は、真冬に近い寒さでした。

以前ライン川下りで、とっても寒い思いをしているので
着込んでいったつもりですが、それでも寒かったです。

途中の村は可愛いですね~。
フィヨルドで、滝のお水を飲んだんですか~。
グドヴァンゲンですかね~。

見ず知らずの人だけど、お互い手を振ったり
クラクション鳴らしてくれたりするのって、嬉しいですよね。

うさぎさんなら、若いから上手にお洒落なお洋服見つけられるんでしょうね。
でも、私も今回は、寒かったので、白いカーディガンを
買いましたよ。
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