高校生の時読書感想文コンクールで優秀作品に選ばれた時からだろうか?
物書きになりたいと考え始めたのは..
図書室の本を整理している時この本棚に私の書いた本が並んでいて、私の孫が手にしてくれたらいいなと夢想したこともある。
念願の花の女子大生になって国文学を専攻し、表現法を学んだ。
勉強すればする程、読めば読む程、物書きが遠ざかって行った。
上には上がいる。
才能。
文章では特に必要不可欠な要素だと思う。
自分の書いた文章に対し、評論家になっている自分がいる。
頭でっかちになっている私がいる。
書く事は表現すること。
絵も描けない。歌も歌えない。私には書く事しか出来ない。
今年は還暦。
五十才で心臓の手術を受けてから十年。
区切りとして、中学校の恩師のおっしゃるように、今まで書きためた文章を本にしてみようかと思う。
朝日新聞のひとときは大学生の時から、毎日新聞の女の気持ちも何度となく掲載されている。
普通のおばさんの還暦記念品としては気が利いていると思う。
図書室に並ばなくても孫たちが読んでくれることだろう!
そして優しい気持ちや、温かい心を持ってくれたらいいなあと思う。
辛い時に手にして元気になってくれたらと思う。