十六夜の月
十六夜の月
2023年9月30日(土曜日)
自宅庭にて三脚を用いて撮影。
満月の中秋の名月は、静岡県富士市は生憎曇り空で、見ることが出来ませんでした。
諺通り『月に叢雲』と言ったところ...
十六夜の月も最初は雲に隠れて、微妙な状況...
雲が晴れますようにの願いが天に通じたのか、夜10時過ぎには、何とか撮影出来る状況になりました。
2023年9月30日(土曜日)夜10時過ぎ
自宅庭にて夫が、三脚を用いて拡大して撮影。
もう右側の上の方が欠け始めています。
十六夜の月
いざよいのつき
いざよう = ためらう
十六夜の月の出は十五夜お月さんよりも、やや遅いので、まるで月が、躊躇っていると見立てて
『十六夜』と書いて『いざよい』と言うようになったとのことです。
十六夜の月を愛でるのは、
真ん丸よりも少し欠けた方が美しいと言う日本人独特の感性。
人間も完璧な人よりも少し欠点のある人の方が魅力があるのと似ていますね...
十六夜の月の後は
十七夜=立待月
月の出を立って待っているから
十七夜に願い事をすると叶うと言うことから十七夜と書いて【かのう】と読む名字の方もいらっしゃいます。
参考までに
十八夜の月=居待ちの月=いまちのつき
居待月=いまちづき
月の出がやや遅いので、座って待つ月。
十九日の月=寝待の月=ねまちのつき
寝待月=ねまちづき
居待ちの月よりももっと出るのが遅いので、月の出を寝て待つ月。
名月は立って座って寝て待つのが常識
一昨日、昨日見られなくても、今日明日明後日と立待月、居待月、寝待月。
まだまだ名月は見られますので皆様も是非名月をご覧下さいませ。