令和元年の稲刈り風景を見て
令和元年九月二十六日(木)
自宅裏田んぼの稲刈りが行われました!
物凄く働き者の稲刈り機です!!
私が一番気に入ったのが、脱穀をした藁を束ねて、結んで田んぼに置くという作業です◎
ハーイ~ 一束出来上がり~!!
次から次へと一丁上がり!!
大変な脱穀作業
刈り取った稲を脱穀しています!!
脱穀とは、刈り取った稲の稲穂から、籾だけを取る作業です。
稲刈りしたばかりの稲は生で水分を多く含んでいるので、
鎌で刈った稲を藁で一束に結んで
稲架(はさ)に掛けて干します。
稲刈りだけでも、腰をかがめて行う大変な作業ですが、
稲の束を結んで稲架に掛ける作業も重労働です。
乾燥したら、家に持って帰って、作業小屋で脱穀します。
昔は、各家で脱穀機を使って脱穀しました。
足踏み脱穀機から、モーター式脱穀機になって母や長兄がとても楽になって喜んでいたのを覚えています!
刈り取りをしながら、脱穀を繰り返して、ドンドン稲刈りが進んでいます!!
何時もちょこちょこと落ち着きのない白黒ちゃんも、
オメメをまん丸にして、あちこちをキョロキョロと見回して動きません!
稲穂から籾を脱穀した残りの藁を結束する瞬間撮影成功◎
次が、脱穀した籾をどうやって、回収乾燥するかと言う作業です。
丸い白いパイプで車に直接移動させてしまう優れもののようです。
車に送られた籾は、ライスセンターに運ばれて乾燥、
籾殻を取り除いて、玄米。
玄米を精米してやっと食べられる白米になります。
米と言う字が八十八という数字の訳は、米作りが
八十八回手が掛かる大変な作業だと言うことが理解出来ると思います。
今では、ライスセンターが 農家が持ち込んだ籾から籾殻を取り除く作業をしてくれますので、
各農家では、籾殻の片付けも不要になりました。
昔ながらの晩秋の田んぼでの籾殻焼きの郷愁を誘う臭いや風景も懐かしい昭和の景色になりました。
稲刈りの跡
脱穀の済んだばかりのまだ緑色が残っている稲
家庭菜園用に藁を分けて下さると言うので遠慮なく50束も頂きました!
ケビンと二人で自宅裏フェンスに立てかけて、天日干し◎
懐かしい藁の臭いが、亡くなった両親や田んぼで頑張って働いていた故郷の人々を思い出させます……
お墓参りに行きたくなりました。
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