夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

雨に思う

2011-05-23 22:11:55 | 日記・エッセイ・コラム

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矢沢宰詩集    光る砂漠   より

           雨に思う

いちごの花をぬらしたり

名も知らぬ草々ぬらしつつ

我が心もぬらしたもう

初夏の夕雨淋しかり

何の幸いあらねども

これまで生きるが幸いなり

細かい雨を見出しつつ

ただこれだけの思いなり

    雨に思うは、矢沢宰が、15才の時の作品です。

今日の雨に私はこの詩を思いました。

クリスマスの花と思われているポインセチアの花。

五月の雨に濡れて、美しく咲くEnglishroseの紅の花。

クリスマスが命日の亡き父。

父亡き後、決して平穏無事な毎日ではなかった我が人生。

何の幸いあらねども、これまで生きるが幸いなり

ポインセチアの花も、こんなに小さな植木鉢で冬を越し、新しい緑色の小さな葉を沢山つけています。

  孫たちが沢山生まれてきてくれて、命のバトンタッチが出来たのが我が人生の幸いなり!

   


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夢見るタンポポおばさんは (たんぽぽ)
2011-05-24 06:17:00
夢見るタンポポおばさんは
たくさんのしあわせに囲まれておられますね。
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こんにちは。 (sophia)
2011-05-24 11:43:38
こんにちは。
先日はカルミアの記事にコメントありがとうございます。
私も先日淡いピンクのカルミアの生地をUPしたんですよ。
http://blog.goo.ne.jp/papillonlon/e/e4d4432e65a509c2b82e36e9a43dd45a
カルミアって不思議な花ですよね。

美しいお写真がいっぱいのブログですね♪
また宜しかったら遊びにいらしてくださいね。
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