夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

立秋 夕暮れの富士山

2018-08-07 20:54:32 | 日記・エッセイ・コラム

   

2018年8月7日(火)

静岡県 富士市 雁金堤からの富士山

富士山の裾野が広がって、愛鷹山の裾野迄見渡せます。

静かな富士山麓の夕暮れです。

 

 

 

 

西を見ると、道の駅  富士川楽座の観覧車

伝聞によると、観覧車からの富士山の眺めは『素晴らしい 』 ようです。

が私は未だ乗ったことがありません。

観覧車に乗らなくても、雁金堤からの富士山も素晴らしいです!!

静かな

夕暮れの富士山

 

里の秋

もうそこまで来ています。

 

 

  昨晩は午後6時過ぎから、酷い雷と大雨。

私は布団を被って爆睡。

今日は、あの大嫌いな雷様のお陰様でこんなに美しく富士山が裾野迄クッキリ、ハッキリと見えました。

めったに見られない夏富士の全景。

                 里の夕暮れ

秋の気配

風の匂い

静けさ

のんびりと時が流れて行きます

 

 

 

 

 


コスモス

2018-08-06 22:58:20 | 日記・エッセイ・コラム

             コスモス

2018年8月6日

自宅庭にて

 

     コスモス

猛暑の中でも

秋桜が

風にゆれています

コスモスは秋の使者

 

桜の蕾が膨らんで来ると、

春が待ち遠しい

 

酷暑の中

コスモスが微風に揺れると

暑さも峠を越したと安堵する

コスモスは秋からの贈り物

 

 


秋が 生まれています

2018-08-04 22:33:36 | 日記・エッセイ・コラム

                   秋が 生まれています

2018年8月3日

自宅庭にてタンポポおばさん撮影

連日の酷暑の中、台風12号で倒れたコスモスの株の中に小さな秋が生まれています。

 

 

  鴨達のいた水田は青々とした稲田になって、

黒いビニール製のカラスの行列が並んでいます。

 

            庭に小さな秋を見つけると、

  命の危険の在るような暑さも、もう少しの辛抱…と

  ホッと一安心します。

 

 

 

 


茶飯 ちゃめし

2018-08-03 21:58:45 | 日記・エッセイ・コラム

                茶飯 ちゃめし

私の故郷

静岡県東部

富士山麓 根方街道周辺で食べられているお茶を使った御飯です。

今回は私の生家の昭和30年頃の、お茶と塩だけの茶飯。

最も基本的な方法で炊いてみました。

材料

米2合

お茶っぱ  (今回は、ぐリ茶の粉茶)

大さじ1

 

 

塩小さじ1

粉茶を水出しした冷茶

 

作り方

米を炊く時に、

水の代わりにお茶

出汁の代わりに冷茶を作った後の茶殻を入れて炊くだけです。

味付けは塩少々。

今回は猛暑なので塩分補給も兼ねて、米2合に塩小さじ1杯入れて炊いてみました。

(塩分は適宜加減して下さい。)

 

 

   炊き上がったところ

上に茶殻が!

蓋を取る前からお茶の香りがします。

混ぜてお皿に盛ったところ

ラップの上で拡大した茶飯

  

塩昆布入り茶飯握り

    作って置くと自然に食べられているお握りです!

      茶飯

おかずの余り要らない経済的な茶飯

昔、根方では葬式や法事の時には茶飯を炊いて参列者やお手伝いの方々に振る舞っていました。

葬儀や法要等の人寄せは何かとお金が掛かりますので、

特産品のお茶っぱが利用されたのだと思います。

 

富士、沼津、富士宮等の葬式の香典返しの品は、今でも特産品のお茶が多いようです。

 半世紀以上前の香典返しは、大抵の家では砂糖1キログラムでした。

何時の間にか甘くて重い砂糖は有り難みが無くなり、

軽くて手軽。各家庭で必ず使うお茶に移行しました。

ひょっとしたら、香典返しの品がお茶なのは茶飯の振る舞いの代用なのかも知れませんね……

※最近はお茶っぱを急須で淹れて飲む家庭も減っているようで、タオルやお菓子、カタログギフト等も増えています。

 

     茶飯の魅力

それだけでも美味しい。

炊きたても美味しい。

冷めても美味しい。

塩とお茶だけなので食欲の無い時でも食べられる。

熱いお茶や、冷たいお茶、お味噌汁や澄まし汁等を掛けて食べても食べられる。

沢庵、梅干し、キュウリや茄子の糠漬け、佃煮等とも相性が良い。

冷や奴や野菜の煮っ転がし※等の簡単なおかずでも大丈夫。

※野菜の煮っ転がし ⇒おけんちゃんと呼んでいたと思います。

    おけんちゃん

何故そう言う名前なのか解りませんが

各自の畑で穫れた大根や人参、里芋、等を沢山入れて大きな鍋で一緒くたに煮込んだ田舎料理です。

    故郷根方の半世紀前の葬式や法要、農家の農繁期や製茶工場等の賄い料理でした。

  故郷沼津市の赤野観音堂の茅葺き屋根を葺き替える時にも『おけんちゃん』だったと住職さんが話していました。

            茶飯とおけんちゃんの相性は抜群です。

良かったら是非作ってみて下さいませ!!