しゃれた偉そうなタイトルを付けましたが,本の通販サイトアマゾンを渉猟中に
◎[図解]{相対性理論と量子論](物理の二大理論が1冊で分かる本)
.PHP研究所発行定価476円を見つけ購入、続いて
◎図解量子論が見る見る分かる本、PHP研究所刊定価476円更に
◎「量子論のすべてがわかる本」定価580円と手を伸ばし今夢中で読んでいます。
監修は佐藤勝彦と云う偉い先生ですから漫画チックな図やイラストが多くても内容は信頼していいと思っています。
さわりの部分を少し紹介しますと「相対性理論の方はかの有名なアインシュタインによって確立された今世紀最大の発見と云われている理論です。
平たく言うと過去から未来へ同じ早さで進む時間と云うものはなく速く動く空間では時間はゆっくり進みゆっくり動く空間では時間は早く進むという理論です。
地球は太陽の周りを大きな楕円状に相当早く公転していますので地球上の時間は太陽表面で進んでいる時間よりゆっくり進んでいるのだそうです。
量子力学の方は光は波か粒子かと云う論争の中でドイツの物理学者マックス・プランクによって提唱された理論でした。平たく言えば1ミリの100万分の1ぐらいの小さいところで物質はどうなっているかと云う問題で答えは粒であると同時に波であるというのだそうです。
ある説明によると誰も見ていないときには波であり誰かが見ると見られた瞬間に粒になるのだそうです。何だか恥ずかしがり屋のお嬢さんのようですね。
昔我々の世代が学校で教えて貰った物理では最小単位は原子で、原子は原子核とその周りをまわっている電子からできているということでしたね。
ところでその電子ですがこれが粒か波かということがはっきりしないようです。誰も見ていないと波で誰かが見ると粒になるそうです。この量子論はプランクによってある数式で示されていて、その式の中にはプランク定数と呼ばれる定数が含まれていますが、その定数たるや、小数点以下にゼロが33個も並ぶ数だそうです。思っただけで気が遠くなるような数です。
詳しく知りたいと思われるお方は上記の本をお求めいただくとして、リハビリで絞られた後、部屋に戻って不覚にもぐっすりお昼寝をしてしまった日など夜の11時になろうと12時になろうと眠くなりません、そんなとき、相対性の理論のことを考えていたり自分自身が小さくなって1ミリの100万分の1の世界を彷徨っていることを想像していると何時の間にか寝てしまいます。今世紀最大の発見と云われている二つの理論もオソマツ君にとっては最良の睡眠薬2錠になっています。(T)
(追記》①相対性理論について述べて例のE=m×C×C(Cノ2乗:Cは光速)(例の原子爆弾の原理)について触れていないことに気が付き上記の本を再度点検しましたが発見できずいましばらくお持ち頂いていつか触れたいと思います。合わせて太陽で行われているという核融合反応についても触れるべきでしょう.
②アインシュタインは宇宙を3次元空間として捉えず「時空」と云う言葉で4次元空間として捉えていたことを追記します。当然複素数を駆使し関係式は複素変数関数論の世界で表現されます。
③相対性理論には特殊相対性理論と一般相対性理論があり最初特殊を発表したアインシュタインは一般に拡張したくて猛研究を開始します。その時友人の数学者に相談して猛勉強したのがヒルベルト空間論でこの勉強によって一般化に成功したと云われています。オソマツ君が大学4年の時卒論に代わるゼミナールとして猛勉強したのがハルモスと云う人が書いたヒルベルト空間論入門(英文)でした。当時はそんなことも知らず毎週4時間ぐらい担当を決められた章や節を予習しておいて先生の前で友人に講義し友人の質問に答えるという勉強の仕方で1冊読みました。予習が大変で内緒でリハーサルなどもして本当に熱心にヒルベルト空間のイメージ造りに励みました。ニュートンは微分積分を造りながら運動法則を明らかにし、アインシュタインはヒルベルト空間論を駆使して相対性理論を確立しました。「神は数学と云う言葉を使って宇宙を設計された」という言葉があります。天才と云われる人の頭脳には驚嘆するばかりです。(T)