鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1411回】 お客様が自社に興味を持って下さる入り口はどこか?

2014年11月11日 | 住宅コンサルタントとして
マーケティングとは、お客様が自社に興味を持って下さるような取り組みをいろんな部分で行い、
自社の商品やサービスを欲しいと思っていただくまでの全ての行為を指します。
(私流の定義です)

住宅会社として、お客様が「ちょっとあの会社、気になるなぁ」と思うようになるには、
自社のどの部分をどう変えていけばいいのか、皆さんは分かりますか?

この部分が感覚的に分かる人が、マーケティングセンスがある、ということですし、
この部分が感覚的に分からないという方は、お客様との出会いに苦労されるケースが多いでしょう。

例えば、この部分のセンスが無い方が経営する会社でも、
現在、多くのお客様に集まっていただいている会社もあるかもしれません。
でもお客様が知りたいと思うきっかけ、お客様の嗜好は日々、少しずつ変わるので、
そのお客様の変化に適応するために、自分たちも日々、変わっていけることが
真のマーケティングセンスだったりします。

だから、今、たまたま多くのお客様に興味を持っていただいている企業が
マーケティングセンスがある、という訳では必ずしもありません。

では、今のお客様は何を入り口にして、住宅会社に関心を持つのか?
そこを理解している会社は、日本にどれくらいあるのでしょう?

私、この9月から11月の初旬まで、本当に全国のあちこちを調査に行きました。
その中で、増税後も多くのお客様の支持を集めている住宅会社さんの特徴がよくよく分かりました。

「ああ、やっぱりなぁ」と思います。

皆さんは、自分が一消費者の時、何を入り口に消費行動をスタートされますか?
皆さんの奥様、ご主人、パートナーの方は、どこを入り口に行動をすたーとされますか?

そういう部分を自ら気づく力が、これからの企業に求められるでしょう。

お客様が自然と集まり続ける会社は、その部分が徹底的にできているのです。

この部分をお伝えし、クライアント様のマーケティングの再構築をすることが、
私の今年最後のテーマかな、と思っています。

2015年対策を今からコツコツとやって参りましょう!
コメント
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