鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1414回】 自分のことしか考えられないビジネスパーソンは大成しない

2014年11月14日 | 住宅コンサルタントとして
商売で大切なのは、

「お客様ならどう感じるか?」
「働く仲間の人ならどう思うか?」

という、他の人の目でモノを見て考えられることです。

お客様が好感を持たれる接客をしたり、マーケティングを展開したり、
商品を開発したりしていくことが重要です。

「俺はこう思う」
「私はこうしたい」

と自分の意見は正直、お客様には関係ないことで、
お客様の評価で商売の結果は決まるのです。

しかしながらこうしたことを全く理解できず、
自分の主観100%でしか物事を考えられない。
自分の主観100%でしか行動できない人もいます。

場合によっては、自分の感情を職場でむき出しにして、
働く仲間の気分を悪くしても何とも思わない、レベルの低い人もいます。

そういう奴に限って、

「お客様に対してはちゃんとやります」

とか言うのですが、お客様も働く仲間も一緒なんです。
要するに、他の人を思いやる心が無いんですね。

若い間はまだ許されますが、30を超えたあたりから、相手にされなくなり、
40超えてもそんな調子だと、まず必要とされなくなります。

そういう奴の特徴としては、自分の感情だけで行動したり発言したりするのです。
何事も自分が最優先。
もう、組織には不要ですね・・・。

仕事は一人ではできない。
自分一人では生きていけないということを分かっていないのかもしれません。

人に必要とされなければ、ビジネスでうまくやっていける訳が無いのです。

如何に能力があろうとも、人様に必要とされなければ、意味がありません。

そのためにも、周りの仲間の気持ち、お客様の気持ちで自分の立ち振る舞いを
見直せる能力だけは持っておきたいですね。
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