鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1933回】 自分自身と向き合う

2016年04月15日 | 住宅コンサルタントとして
企業はトップで100%決まります。

トップに成長意欲が無かったり、勉強したいという気持ちが無ければ、
社員さんは皆、現状維持を望み、変わることを好みません。

トップがルールを守らなければ、規律の無い組織が出来上がります。

トップがお客様を第一に考えない組織は、
周囲から応援してもらえない組織となってしまいます。

トップの考えが小さかったら、会社のスタッフさんの思考も小さくなってしまいます。

だからトップの姿勢や人間性、器がとても重要なのですね。

特に重要なのは、トップの器。

社員さんが数名、働いてくれているのに、

「年間4~5棟で、まあ食っていければいいかな・・・」

というような小さな発想で、社員さんは仕事のやりがいを感じてくれるでしょうか?

お客様のため、働いてくれる社員さんのため、地域社会のため、と口では言いながら
実際、具体的に言うとそれはどういうことなのか、話もできない。
言うことは常に上っ面の話しかできない、考えが浅いトップの下で
やりがいを感じてスタッフさんは働いてくれるでしょうか?

経営者は、経営者としての自身の器を大きくしていくことにチャレンジしなくてはなりません。

自分の経営者としての器が小さければ、まずはその小ささを向き合う。

現実をしっかりと見つめることが、自社が変わるきっかけとなるのです。
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