鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1937回】 目の前の実務だけをして満足しない

2016年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
忙しくなってくると、人間は目先のことしか目に見えなくなるものです。

「目の前の実務だけやって、満足してしまう」という、
数か月から数年先に絶対にスランプに陥いる状況を自らつくってしまう。

並みの経営者で良ければ、目の前の仕事が忙しいことに満足していれば良いのですが、
イケてる経営者を目指すのであれば、
次の一手に取り組めていないことに危機感をおぼえなければなりません。

皆さんは、今、やるべきことだけをやって満足していませんか?

住宅の営業マンであれば、
今月の契約、来月の契約の見込みをつくるだけで満足していませんか?

経営者であれば、当月の数字、次月の資金繰り、
そして今期の決算の目途が立っただけで満足していませんか?

最低限、やるべきことをやりつつ、数か月、数年先を予測し、
そこに備えて手を打つことも同時にやっていかなくてはなりません。

弊社として、今期の重点テーマは3つあります。

そして数年先から取り組まなくてはならないことも1つあります。

更にはクライアント様それぞれ、新しい仕掛けをスタートしていますので、
そのための市場調査や提案書作成などもあります。

日々のコンサルティングの他に、
重点テーマを決めて同時進行で進めていかなくては、
クライアント様の多様なニーズに適応できない、と思っています。

それは住宅会社も同じ。

目の前の実務だけをして、満足してはいけないのです。
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