鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2328回】 「お客様が何を求めているのか?」に関心が無い会社は、お客様が来ない

2017年05月15日 | 住宅コンサルタントとして
エンドユーザーの気持ちが分からない経営者が経営する会社、
会社全体がエンドユーザーのニーズに関心が無い会社は、
お客様の変化についていけなくなります。

結果、お客様に価値を感じていただけなくなります。

そんな会社にわざわざ相談に行こう、なんて考えるお客様はいないし、
価値を感じない会社に関心なんて持たなくなります。

結果、最終的に誰もお客様が来ない、という現象が起きるのです。

でもそういう会社は、あくまでもお客様に関心が無いので、

「どうやったら、集客できますかねぇ?」

とお客様のニーズ不在の集客対策を立てようとするのです。

で、同じくお客様の気持ちを分かっていないWEBコンサルから
ホームページの改革やSNSを活用した集客対策の提案を受け、
そこに多額のお金をはらったり、
時代遅れのFCに加盟したり、商品パッケージを購入したりするのです。

で、何をやってもお客様が来ない。

そのうち、ドンドン業績が下がるようになります。

WEBマーケティングも商品も、もちろん大切なのですが、
それはあくまでお客様が求めている情報を発信したり、
お客様が求めている商品を用意しなくては意味がありません。

何に取り組むべきか、お客様の立場で自社を見る目があれば良いのですが、
お客様の気持ちが分からない。

売り手の発想で、「これをやれば、集客できるではないか?」と考えてしまう。


こういう感性の会社でも、これまでは何とかやってこれたのですが、
今の時代、こういう感性しかない会社は、受注も集客も本当に苦戦していくことでしょう。

お客様に関心が無い会社の未来は無いのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする