鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2336回】 自分がやってきたことが、全て自分に降りかかる

2017年05月23日 | 住宅コンサルタントとして
若い頃からコツコツ勉強するもしないも、本人の自由。
仕事に一所懸命向き合うか、オフを重視しそれなりに仕事をこなすかも、本人の自由。
いろんな方の力になるか、いろんな人をうまく使って自分が楽をするかも、本人の自由。

ただ、自分がやってきたことは、全て自分に跳ね返ってくる、
ということだけは、理解しておいた方が良いと個人的に思います。

考え方も柔軟で人当りも良く、センスもある。
だから会う方の評判も悪くない。
でも、仕事に対して本気かというと、手を抜けるところはトコトン手を抜く。
それでも怒られない程度の成果は出しておく。

こんな仕事のスタンスが通用する時代もありました。

でも、若い頃から器用に立ち振る舞ってきて、
その場をやり過ごす技術だけ長けたビジネスパーソンって、
40代を超えたあたりから厳しくなるんです。

上からの目はごまかせても、下からの目はごまかせない。
だから、若い人の信望が全く無い。

それなりの事業を任されたりするようになりますが、
責任ある立場で数値を細かくチェックされると、グダグダな回答しかできなかったり、
業績がイマイチの場合、対策を発表させられた際に全く論理的でもなかったり・・・。

結果、これまでこの人、手を抜きまくってきたな、というのがバレてしまうのですね・・・。

また、業界経験が長い方でも無資格の人って、結構おられますが、
それも「若い頃から、ちゃんと勉強してこなかったんだろうね」と
採用面接の際に評価されたりする訳です。

今の自分がどういうマインドで生きているのか?
今の自分がどういうスタンスで仕事に向き合っているのか?
こうしたことが、将来の自分に全て跳ね返ってきます。

皆さんは、現状の姿勢で問題ありませんか?
コメント
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