鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2344回】 伸びる手応えを掴んだ時こそ・・・

2017年05月31日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
ありがたいことに順調に受注を増やされています。

ここ2か月で驚くほどの受注をされましたが、
もともと施工力には絶対の自信がある会社のため、
着工後の心配は全くありません。

ここ数年、全国的にはデザイン力やセンスだけで受注を一時的に伸ばされた会社がありますが、
肝心の施工がいい加減で、結局お客様にご迷惑をかけることになったりしがち・・・。

そういうのって、本当に社会貢献になってるのかな、と思いますが、
このクライアント様はそういうことが全くありません。

さて、受注が順調に進んでいる中で、更に新たな見込のお客様もそれなりにおられ、
継続して受注できそうな手応えを感じております。

どんな住宅会社も時流に合った展開をしていただき、
スタッフさんが素直で人間性が高い場合、
必ず業績が上がる手応えを感じる時期がきます。

ただ、受注が増えると、受注後のさまざまな仕事が増えてしまい、
結果、新しいお客様への対応の時間が取れなくなり、
受注の山を連続してつくっていくことが出来なくなるのです。

そのうち、その受注の波もおさまってしまい、
結果またポツポツとしか受注できなくなってしまう。

こうならないためには、受注後、どれだけ忙しくとも、
新しいお客様への活動量を減らさないことです。

契約済のお客様の対応をしっかりとしつつ、新たなお客様への活動量を増やす。

一見、相反する矛盾したことを同時におこなうことを目指すのです。
そのためには、自分の意識や時間の使い方など、大きな変革を自身に起こさなくてはなりません。

それで完全に一皮向け、一段上のレベルでビジネスができるようになるのです。

伸びる手応えを掴んだ時、そこで更に量を増やす。
ギアを上げる。

そこが成長するためのポイントなのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする