鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2325回】 新卒を採用し、育成に挑戦する会社が、大きくなれる

2017年05月12日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社として強い組織をつくらなくては、会社は成長発展していくことができません。

強い組織をつくるためには、自社の考え方や行動の基準をつくり、
その基準に沿って仕事ができるスタッフが何人いるかがポイントとなります。

新卒だと未経験でゼロから教えなくてはならない・・・。
だから即戦力を採用したい、ということで、中途社員ばかり採用している会社が多いですが、
そういう発想から抜け出さないと、組織として成長していくことは難しいです。

いろんなクライアント様を見ていて思いますが、
やはり新卒を採用して、その新卒さんを育てる育成力を社内に持とう、
とチャレンジした会社しか、成長していけないのです。

「今の若い子とたちはゆとり世代で、根性がない・・・」
「言われたことしかやらない・・・」

など、愚痴を言っているだけでは何事も解決しません。

そういう若いスタッフも、頭の悪い過去の政権と文科省が制定した、
骨抜き人間を育てるカリキュラムの被害者なのです、可愛そうですが・・・。

その過去は変えることができない訳です。

また、ゆとり世代の中にも、問題意識を持ち、自己成長意欲の高い方もいます。

優秀な人、意識が高い人に、

「この会社で仕事したい!」

と思っていただけるような会社をつくっていれば、
入社してくれる優秀な方は必ずいます。

そしてその原石のような若いスタッフさんに育ってもらうために、
育成のためのシステムをつくった会社が、最終的に勝つ時代です。

昨日、お伺いしていたクライアント様も、
新卒さんを採用するようになってかなりの年月が経過しましたが、
自社のDNAが体に染みついた、すなおなスタッフさんが着実に育っています。

組織としても強くなってきていて、
こういう組織だと店舗展開も可能となるのです。

住宅会社である以上、新卒を採用し、育成する力を絶対に社内に有しなくてはならないのです。
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