鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2339回】 異次元の業績

2017年05月26日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はお付き合いが始まってまだ2か月の住宅会社のクライアント様へ・・・。

このクライアント様が、まあちょっとあり得ないくらい、業績が絶好調なのです。

商圏人口が約10万人。
年間の新築着工棟数が、約250棟程度。

その中で、昨年1年間の受注棟数が約30棟。
今期は50棟近くまで到達しそうな勢いなのです。

エリアシェアが11%が昨年。
今年はエリアシェア20%を超える勢いなのです。

全国を探しても、恐らくエリアシェア20%というのは、
商圏人口10万人のエリアでは無いと思います。

それくらい、強烈な成果を出されているのです。

更にすごいことに、このクライアント様、設立してまだ2年2か月なのです。
しかもスタッフは9名。

生産性でも、日本トップクラス、というか、おそらく日本一だと思います。

業績は全く困っておられないのですが、何故かお付き合いをさせていただいております。

言っておきますが、私がお付き合いをさせていただく前からこの業績なのです。
私のコンサルティングの影響はゼロ、でございます(笑)。

社長をはじめ、役員さんの個人的能力に頼った形での結果なので、
そこを個々の能力に頼らなくとも、業績が安定するようにするのが一つの私の仕事。

そのために、創業3年目ですが、ちょっと投資をしていただき、
弊社の住宅会社の必勝パターンのビジネスモデルを取り入れていただきます。

そこでフォーマットを確立し、多店舗展開に持っていければと考えています。
そのためのマネジメント体制を構築していかなくては・・・。


また別のエリアでは、営業兼現場監督2名、ショールームの女性スタッフ2名の計4名で
年商3億を超えるリフォーム会社のお手伝いもさせていただいております。

商圏人口は、何と5万人。
エリアダントツ、というレベルを超えた、異次元のシェアを獲得しておられます。


こうした異次元のシェアを獲得されている会社に共通しているのは、
当の本人たちは、いたって普通の感覚でお仕事をしているということ。

「俺たち、こんなにやってるんですよ!」

なんて自我は一切無いのです。

一方、ショボイ営業マンやビジネスパーソンは、大した成果を出していないのに、

「俺たち、こんなに頑張って、こんなに成果を出しているんですよ!」

とドヤ顔だったりします。

面白いですよね。


人間の生産性には、ひょっとしたら上限は無いのかもしれません。

自分で自分の限界を決めないようにしたいものですね。
コメント
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