鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2858回】 農耕型営業ができているか?

2018年10月27日 | 住宅コンサルタントとして

私自身がもし、住宅営業をやったとしたら、

絶対に農耕型営業をおこなうことでしょう。

 

狩猟型の営業をやっていると、

基本的に大半の時間、お腹がペコペコになってしまい、

精神的に安定できなくなるような気がします。

 

それが嫌ですし、

何より最終的に判断されるのはお客様。

 

家を建てる、建てないを決めるのはお客様ですが、

今すぐに建てない多くのお客様と良好な関係を築いておき、

商談客が少ない時にお客様のストックの中から

商談できるお客様を発掘できる状況をつくっておきたいな、と思うのです。

 

獲物を探して、一気に仕留めるようなスタイルと

まだ芽が出ないけれど、水をやり、耕してある時期に収穫できるようになるスタイル。

 

人間と他の動物との違いは、

自分たちの食糧を自分たちでつくることができるかできないかの違いだと

個人的に思っておりますので、私なら、農耕型営業をしたいなと思います。

 

昨日、お伺いしていた住宅会社さんで、

非常に仕事ができる営業さんとお話をさせていただく中で、

久しぶりに「農耕型」という言葉を聞いて、ちょっと嬉しくなってしまいました。

 

私の友人でもある、日本一の住宅営業マンは、

例えば見学会の時には管理客を30組以上、動員されています。

 

もう引退されましたが、歴代ナンバー1だと私が思っている営業マン。

今もご縁があるクライアント様で働かれていましたが、

そのクライアント様の見学会で現場のサポートをさせていただいていた際、

 

「本日、当社の見学会にお越しいただいたきっかけは?」

 

と質問をすると、1日あたり10組以上のお客様が

 

「○○さんに行ってみたら。と言われたので・・・」

 

という回答ばかりかえってきました。

 

お客様と良好な関係を維持し、お客様を育てていく。

 

そのために必要なポイントは何か、分かりますか?

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