鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2855回】 時流に合った施策の結果

2018年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

集客不足でいつもお困りだった、ある住宅会社のクライアント様。

 

私が自信を持ってオススメしている、

イケてるモデルハウスとじっくり打合せができるショールームをつくっていただき、

そこでwebとチラシを併用したマーケティングをおこなっていただいております。

 

結果、契約見込のお客様が9組、1カ月の間でできた、とのこと。

(1拠点、商圏人口20万程度のエリア)

 

集客も安定していくでしょうし、これから先、受注も安定していくことと思います。

 

総合展示場、完成見学会というビジネスモデルはほぼ、終焉を迎えつつあります。

 

今のお客様は、自分が行きたいと思った時に

見学・体感が可能なモデルハウスやショールームがない会社に足が遠のいています。

 

そしてテイストも、料理で言う懐石料理のような感じではなく、

ちょっと崩した感じのテイストを好む方が多い。

 

大手ハウスメーカーが総展のモデルハウスで展開しているデザインやディスプレイも

ちょっとピントが外れているケースが多いのです。

 

この辺りは非常にデリケートな部分なので、

繊細な感性を持っていないオッサンには分からないことでしょう。

 

そして圧倒的に変わってきているのが、お客様の情報収集のやり方。

 

家を建てる20代、30代の子育て世代の方が

どのような手法で住宅会社の情報を収集するのか?

 

ここを理解できている会社は、5%もいないことでしょう。

 

お客様の行動やニーズにあったビジネスを展開できているかどうかで、

結果は圧倒的に変わる時代。

 

皆さんの会社は、時流にあった展開ができていますか?

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