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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2861回】 お客様を簡単に見切らない

2018年10月30日 | 住宅コンサルタントとして

いろんなタイプのお客様が存在します。

 

「この方のためなら、できることなら何でもして差し上げたい!」

と自然と思えるお客様もいれば、

ちょっと合わないお客様、全く合わないお客様もいるでしょう。

 

でもいろんな営業マンを拝見していて、

長きに渡って商談客に困らない営業マンというのは、

お客様を簡単に見切らない方だと思います。

 

自分と合う、合わないにかかわらず、やるべきことを粛々とおこなう営業マン。

そのお客様のためにできるベストのことをコツコツやっている方が、

結局のところ、リターンでお客様が戻ってくる率が高いような気がします。

 

「あの客、切りました!」

 

なんて言う言葉を吐く営業マンは、ちょっと勘違いが激しいというか、

自分を何様と思っているのかと感じてしまいます。

 

そもそも、「お客様」と呼んで欲しいですし、

そのお客様を「切る」なんて言葉はちょっと品が無いですよね。

 

「お断りする」「ご判断いただく」というような言葉にしていただきたいものです。

 

お客様に対し、やるべきことをやって、

お客様に判断していただくことしか我々にはできません。

 

やるべきことをやらずして「お客様を見切る」なんてのは、プロではないと思います。

(ちなみに、やるべきことをやる、というのは、

お客様が求める限り、何度でも無料でプランを提出する、

というような意味ではありませんよ、念のため)

 

お客様の要望や今の暮らしの不安をお聞きし、それに対し提案をする。

自社の考え方、姿勢をお伝えし、理解していただく努力を最後までおこなう。

家づくりで何が大切か、そこを理解していただけるよう、最善を尽くす。

資金を明確にし、お客様のご予算だと当社でどんな家が建てられるのか、

そこを理解していただく。

当社で家づくりを進めたいというお気持ちがあるのかどうか、ご判断いただく。

 

どのようなお客様であっても、

上記のことは手を抜かずにしっかりと行いたいものです。

 

どこで建てるのかを選ぶのは、お客様。

お客様に選ばれるのにふさわしい人格を身に着けておきたいものです。

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