どんな優秀なビジネスパーソンでも、ミスをすることはあるでしょう。
ミスが発生した際の対応は下記のようになるか思います。
1.お客様への謝罪、および上司や協力業者様への報告
2.そのミスに対する対処
3.ミスが発生した要因の分析
4.同じことが二度と起きないようにしくみやルールの改善
ここで重要になってくるのは、3と4を徹底的におこなうこと。
(もちろん、お客様への謝罪や会社への報告は当たり前です)
そして当事者の頭に残っているだけでなく、
書面化し、スタッフ全員で情報を共有することです。
ミスはしょうがないですが、
同じようなミスを立て続けにいろんなスタッフがする、ということは避けなければなりません。
そのためには情報の共有が重要になってくる訳ですが、
書面に残さなければ、組織内で情報の共有化はできないと思った方が良いです。
口頭でどれだけ繰り返し伝えたところで、
すぐに忘れ去られると思った方が良いです。
この書面に残し、それをいつでもスタッフが回覧できるようにする、
というしくみが回っていない会社が結構多い。
私、社会に出て最初に働かせていただいたメーカーでは、
1週間に5~20くらいの頻度でいろんな通達、連絡が出されていました。
商品の改善情報、発注方法や見積方法の変更、
新設部署や無くなる部署などの組織情報、
会議や行事の連絡などなど。
特に商品情報とその発注や見積の方法は目まぐるしく変わるので、
口頭で伝えても伝えきるのは無理なんです。
だから書面による通達が徹底されていました。
ミスが発生した際、皆さんの会社では対処が終了した後、
要因と改善策を書面に残し、情報を共有する文化がありますか?