企業を経営していると、非常に順調に進む時と
あの手この手と手を打っているのに中々成果につながらない時があります。
人間の能力なんて、たかだか知れています。
自然の力の前では無力に等しいですし、
お客様をこちらの都合でコントロールなんて出来ません。
商売の成果は結局のところ、
自社の商品、サービス、ブランド力、価格、品質、デザイン、接客等を
お客様がどう評価するかで決まります。
お客様がどう評価するのか、こちらはただただ待つことしかできません。
だからこちら側はしっかりと努力しているのに、
時にその努力が成果につながらないこともあるのです。
業績が下がると、経営陣はいろいろと手を打ちます。
販促費をはじめとする各種経費を削減し、人員を整理する。
カタログやチラシなどの販促物のコストを削減する。
などなど、さまざまな経費を削減することが一般的ですが、
削ってはいけない予算があります。
それは、社員教育に関する予算です。
企業がある一定以上の規模になると、
トップや役員がどれだけ頑張っても、会社の業績を激変させるような結果にはなりません。
結局のところ、社員さんがどれだけ成長し、どれだけモチベーション高く仕事するか、なのです。
社員さんが成長し続けるような環境を会社として用意しなければ、
必ず成長が止まり、そして退化することにつながるのです。
日本一の住宅会社は、業績が苦しい時でも教育の費用は削りませんでした。
そして教育の費用を削らないという決断は、真の経営者のみができること。
サラリーマン経営者にはできないのです。
教育の費用を御社ではケチっていませんか?