鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2857回】 経営における一流とは・・・

2018年10月26日 | 住宅コンサルタントとして

人間、成功したり順調にいっている状態の時に、

今のやり方を変えることについて、抵抗しがちです。

 

例えば、ダイエットに成功し、体重が順調に減少しているのに、

 

「こういうやり方の方が良いよ!」

 

と勧められたら、そのやり方に素直に取り組むことは難しいでしょう。

 

企業経営でも同じで、現状成果が出ている会社が、

新しい取り組みをすることは、本当に難しいと個人的に思います。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

今年、本当に絶好調で、正直、私、結果について何も言うことが無いのです。

 

もう12年のお付き合いですが、

WEBマーケティングが不十分なので、

手を打ちましょうと提案し続けておりました。

 

しかしながら、WEBマーケティングへの対策を十分にやっていなくても、

実はそれ以外の部分で十二分に手を打っておられるので、

私の提案は実行されずにいました。

 

でも、私ももうこの仕事を13年やっております。

 

毎回、いろんなクライアント様での取り組みとその成果を報告し続け、

「こういうことをやっていきましょう!」という提案を言い続けておりました。

 

その結果、

今期、本当に絶好調なのにも関わらず、

 

「やっぱりやらなアカン!」

 

というご判断をいただくことに・・・。

 

今、まだ改革の真っ最中なのにもかかわらず、

私が提案したことにも取り組んでいただけることに・・・。

 

今年、過去最高の受注ペースなのにもかかわらず、

新たな提案を受け入れ、改革を決断する。

 

これって、本当にすごいことだと思います。

 

結果が出ていないのに、改革できない企業は二流。

結果が出ている中、改革できない企業は一流半。

結果が出ているのに、次の手を打てる企業は一流。

 

皆さんの会社が当てはまるのはどれですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする