人間、成功したり順調にいっている状態の時に、
今のやり方を変えることについて、抵抗しがちです。
例えば、ダイエットに成功し、体重が順調に減少しているのに、
「こういうやり方の方が良いよ!」
と勧められたら、そのやり方に素直に取り組むことは難しいでしょう。
企業経営でも同じで、現状成果が出ている会社が、
新しい取り組みをすることは、本当に難しいと個人的に思います。
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
今年、本当に絶好調で、正直、私、結果について何も言うことが無いのです。
もう12年のお付き合いですが、
WEBマーケティングが不十分なので、
手を打ちましょうと提案し続けておりました。
しかしながら、WEBマーケティングへの対策を十分にやっていなくても、
実はそれ以外の部分で十二分に手を打っておられるので、
私の提案は実行されずにいました。
でも、私ももうこの仕事を13年やっております。
毎回、いろんなクライアント様での取り組みとその成果を報告し続け、
「こういうことをやっていきましょう!」という提案を言い続けておりました。
その結果、
今期、本当に絶好調なのにも関わらず、
「やっぱりやらなアカン!」
というご判断をいただくことに・・・。
今、まだ改革の真っ最中なのにもかかわらず、
私が提案したことにも取り組んでいただけることに・・・。
今年、過去最高の受注ペースなのにもかかわらず、
新たな提案を受け入れ、改革を決断する。
これって、本当にすごいことだと思います。
結果が出ていないのに、改革できない企業は二流。
結果が出ている中、改革できない企業は一流半。
結果が出ているのに、次の手を打てる企業は一流。
皆さんの会社が当てはまるのはどれですか?