組織で働く上で、長きに渡って成果を出し続けたいのであれば、
お客様からの評判を上げるだけでは足りません。
社内の、共に働くスタッフさんからも応援してもらえるような
仕事の進め方と人格を身に着けなくてはなりません。
残念な思考の営業マンは、お客様に対しては一所懸命になれるのですが、
社内のスタッフさんに対してはちょっと上から目線というか、
「お客様の都合」を盾に、社内のスタッフさんの気持ちや都合に敬意を払わないのです。
これだと社内のスタッフさんからは応援してもらえるようにはなりません。
私も20代半ばの頃、ちょうど営業マンとして結果が出始めた頃に
かなり勘違いをしていた時期がありました。
営業が受注を取ってこないと、会社の仕事は生まれない。
だから営業マンは偉いんだ、みたいな・・・。
でも20代の頃に中谷彰宏さんの本に出会って、
仕事が本当にできる人の考え方を知って、
自分の考えが一流のビジネスパーソンのそれでは無い、と気づき、
社内で自分の仕事を受けてやって下さる後工程の方に
感謝の気持ちを持って接するようになっていったと思います。
そこから、非常に社内のスタッフさんに協力をしてもらえるようになったと思います。
社内のスタッフさんから応援してもらえるようになるためには、
感謝の気持ちを持って接しているか、
そして謙虚かどうかが一つのポイントです。
そしてもう一つのポイントは、約束やルールを守ることです。
感謝の気持ちを持ってスタッフさんに接し、
そして約束やルールを守って言行一致していれば、
お客様からだけでなく、社内のスタッフさんからも応援していただける。
それでこそ、一流のビジネスパーソンなのです。
皆さんは社内のスタッフさんから、応援してもらっていますか?