鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2859回】 人間関係の距離感

2018年10月28日 | 住宅コンサルタントとして

我が家は長男が家を出て一人暮らし。

次男も来年の3月には家を出ます。

 

長男は、自分の世界を持っていて、

中学に入る手前からあまり私たちにあまり自分のことを話してくれなくなりました。

 

そのスタンスは高2の後半まで続きました。

 

結構ツンツンして扱いづらかったですが、

その間、家内はほど良い距離感を持って接してくれていたようで、

高2の後半にタイにボランティアに行ってから劇的に変わり、

心を開いてくれるようになりました。

(ちなみに、私はほとんど家にいませんでした・・・)

 

今ではいろんなことを話してくれますし、

食事や買い物にも付き合ってくれます。

 

一方、次男は小さい頃からずっとそうなのですが、

その日に自分に起こったことを逐一、家内に話してくれるようで、

その関係は親と子というより、友達とか、彼氏彼女の関係に近いような感じ。

 

もう本当に仲が良いというか、私が入る隙が無いくらいです。

 

次男は学校でそのことを友人たちに話したところ、

 

「メッチャ仲ええやん!」

 

と言われたようで、ちょっとビックリした様子。

 

どの高校生の家庭でも、

今日1日あったことを親に話すのが当たり前で、

我が家の次男と家内の仲の良さが普通と思っていたようです。

 

我が家の家内は、子どもとの距離の取り方が本当に上手で、

子育てをほぼ丸投げしていたのにも関わらず、

我が家は本当に良い感じで子どもが育ってくれました。

 

子どもが年頃になった時、重要なのは距離感だと思います。

 

もちろん、この距離感の大切さは、

上司と部下、先輩と後輩にも当てはまります。

 

距離感の基本は、相手が求める距離感で接するということ。

 

子どもの気持ちを無視し、ゴリゴリと近づいてあれこれ言うと、

子どもはますます心を閉ざすようになるでしょう。

 

要は相手が良くなることが重要で、

そのためにこちらがほど良い距離を持って、

相手が受け入れるだけの余裕を持つようにしないと意味がありません。

 

人間関係の距離感の大切さ。

 

相手にとってほど良い距離で接することを意識できていますか?

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