鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2835回】 各分野のプロフェッショナルを活かす時代

2018年10月04日 | 住宅コンサルタントとして

日本の人口は減少し、住宅着工数も確実に減少していきます。

 

市場が縮小するにも関わらず、

エンドユーザーの情報収集手段は変化し続け、

価値観も少しずつ変わってきています。

 

ライバル会社もあの手この手と、いろんなことをやってきます。

 

そんな中、市場の変化を予測し、ライバルを研究しつつ、

 

何に取り組むのか?

何を改善するのか?

何をやめるのか?

 

こうした決断を経営者は常にやらなくてはなりません。

 

中小企業の場合、

決断だけでなく情報収集などもトップがやらなくてはならないケースが多い。

 

そして中には実務もバリバリやっている経営者もいる訳です。

 

ライフサイクルが進むほど、一つのことに秀でたスペシャリストをうまく活用しながら、

経営者がより早く、より正確な決断をしていく必要があるでしょう。

 

 

私が最も得意とするマーケティングの分野に関してですが、

例えば、SNS広告を絡めたマーケティングをおこなう際の

ランディングページの作り方ひとつで

実際にお客様のアクションがかなり差が出ます。

 

商品をSNS広告でUPした際の写真やパースも

ポイントを外すと効果がほとんど出なかったりします。

 

スマホ対応のHP制作に関しても、一般的なWEB制作会社の9割以上が、

実は業績が上がる(=お客様が来場予約という具体的なアクションを起こす)HPのポイントを

分かっていない、という事実もあります。

 

そして今、HP上で掲載しなければならないコンテンツでも大きな変化が起こっていて、

あるコンテンツを掲載していない会社への来場予約や問い合わせは数が増えない、などなど。

 

こうしたポイントを自分たちだけで押さえることは、

おそらく非常に難しいことだと思います。

 

経営者もそうですし、私のような職種の人もそうですが、

全てを自分たちだけでやって通用する時代は終わりました。

 

中途半端なレベルでやっていては、お客様に見向きもされなくなるでしょう。

 

各分野のスペシャリストの力を上手に活用しながら、

経営判断をすばやくおこない、行動スピードを上げていかなければなりません。

 

そう考えると、経営者に求められる要素は、判断力プラスプロデュース力ともいえるでしょう。

 

皆さんの会社では、各分野のスペシャリストの力をうまく活用することができていますか?

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