飲食店でも弁護士でも会計士でも、
そして経営コンサルタントでも、
一時的にしか繁盛しないか、
それとも長い間、ずっと繁盛しつづけているか?
その差は、
「自社の商品やサービスを進化させ続けているかどうか」
だけです。
本当にその一点に尽きるのです。
例えば飲食店の場合、
繁盛し続けているお店に行くと
ただ料理がおいしいだけでは無いのです。
お店に飾っているお花も日々、変わるし、
もちろんメニューは毎月、新作が出ます。
「この食材をこう出すか!?」
と感動があるのですね。
更には他のお店とコラボしたり、
器を一新されたりと、
訪れるお客様にサプライズと感動を与え続けてくれるのです。
一方、人気が無くなってくるお店というのは、
メニューや食材がいつも同じ。
サービスも進化なく、しつらえも何も変わらない。
要するに新しいインプットをしていないし、
同業他社の研究もしていないのですね。
当然、お客様に飽きられて終わりです。
弁護士も会計士も、
そして経営コンサルタントも全く同じです。
新しいインプットをどれだけ継続できるか?
これをやり続けなくては、
コンサルタントとして必要とされ続けない、
と2007年頃から思ってきました。
当時、同じ業種のコンサルタントとして
通用するのは10年程度、と言われていて、
10年を迎える前に他の業種のコンサルに転身するか、
分野を変えるかが必要、という空気感でした。
個人的には、全くそうは思わず、
「そんなん、昔取った杵柄で
ご飯を食べようと考えている人の考えやろ」
と考え、自分はひたすら調査研究をやり続け、
新しいノウハウであったり業態を開発し続ける、
と決めました。
住宅会社の調査をやりまくって、
この業界に次の種は無いなぁ、と感じたのは、
ちょうど2015年頃でした。
そこからは、異業種をひたすら研究し、
住宅会社に展開できる部分を探し、
クライアント様と新しい形を模索してきました。
そんな中、スマホの普及により、
マーケティングが劇的に変わったり、
採用と育成がとにかく難しくなってきたりと
外部環境の変化により、
新しくお伝えすることが増えたのです。
2005年以来、今年で18年を迎えましたが、
ありがたいことに今年も来年も
年間スケジュールがパンパンの状態です。
今、繁盛しているからといって、慢心しない。
常に自社の商品・サービスを進化させ、
自ら成長し続けることが、
長く繁盛するための唯一のポイントなのです。