鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3485回】 お客様が困っていることやお客様の問題点は何か?

2020年07月15日 | 住宅コンサルタントとして

営業という職業に就いている人の使命は、

 

「お客様が困っていること」

「お客様が(潜在的に)求めていること」

「お客様の問題点」

 

を自社の商品やサービスを用いて解決することです。

 

ですから、お客様のことを深く理解し、

何が問題なのかを把握できなければ、

自分の使命を成し遂げられない訳です。

 

でも大半のお客様は、自分が何に困っているのか?

自社の問題は何か?ということにあまり気づいていません。

 

ですから、いろんな質問を投げかけたり、

他の方の事例を出したりしながら、

お客様の潜在意識を引き出して、

お客様の問題点や困りごとを顕在化させる必要があるのです。

 

ここを理解できなくて、

お客様が言われた通りのことしかできない営業担当者も、

実は世の中、かなりいます。

 

お客様に依頼されたことしかできない、

すなわち、自分の頭で考えられない、

自分の頭を使ってこなくて錆びつかせた、

悲しいオジサン営業担当が、実は多いのです。

 

その原因は、本人の努力不足と勉強不足でしかありません。

 

若い頃に頭を使ってこなかった。

勉強しなかった。

 

そういうオッサンが、40過ぎて急に変われる訳もなく、

お客様に相手にされず、結果を出せないということにつながるのです。

 

このブログでも何度も書いていますが、

若いうちは可愛がられて買っていただけることもありますが、

ある一定の年齢から、まともに提案ができないと

本当にお客様から相手にされなくなるのです。

 

だから、お客様の潜在的な問題点やお困りごとを顕在化できるだけの

質問力や情報収集は出来るようにしておかなくてはなりません。

 

そのためには、日々の勉強しかないのです。


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