どんな商売も、いつも順調な訳ありません。
うまく行く時もあれば、うまくいかない時もある。
どれだけ準備をしっかりとして、
万全の企画を立て、実行したとしても、
うまくいかない時もあるものです。
そういう時にすぐに建て直せるか、
それともずっと低空飛行を続けるのか?
これは、経営トップや事業責任者の行動力によって、
結果が変わるかと思っています。
最新の情報を入手し、
万全の準備をしたのにも関わらず、
結果が出なかったとき、
行動力や実務力がある責任者は、
次々に改善をし、行動し続け、
市場のお客様が求めていることにたどり着きます。
というか、そのアタリを見つけるまで、
ひたすら動き続けるのです。
トコトン深く掘り下げて、それでもヒットしなければ、
そこですぐに次の企画を立て、実行する。
とにかく決断と行動にスピードがあるのです。
ところが、行動力が無い責任者や、
ノウハウだけでビジネスがうまくいくと
勘違いしている責任者の場合、
ヒットする予定の企画が外れてしまうと、
それを引きずり、かつすぐ次の企画に行こうとするのです。
継続しながら改善することで、
いろいろと見えてくることがあるのに、
すぐにこの企画は失敗だと決めつけ、
次のノウハウを求めてしまうのです。
情報・ノウハウだけでは、商売はうまくいかない。
現場で改善する力、
お客様にカスタマイズする力が、実は非常に重要で、
アタリを見つけるまで、とにかく改善しまくる泥臭さが
トップや事業責任者には必要なのです。