鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3736回】 電話を掛けてくる会社、ホテル、お店、営業マン

2021年03月23日 | 住宅コンサルタントとして

これは仕事が出来る人共通の感覚だと思うのですが、

メールやLINEで済むことなのに、

わざわざ電話を掛けてくる人は、

基本、仕事ができないということです。

 

電話を掛けると、相手の方は、

何かをやっている途中でも中断しなくてはなりません。

 

相手の時間を奪っているということを自覚しなくてはなりません。

 

弊社のクライアント様で、稀に電話を掛けて下さる社長は、

ショートメールやLINEで

 

「いつだったら都合良いですか?」

 

と、確認を取って下さいます。

 

極力相手にご迷惑にならない時間に電話を掛け、

しかも手短に過ごすことこそが、心遣いだと個人的に思っています。

 

もちろん、緊急事態はいきなり相手に電話を掛けることはあるでしょう。

 

その重要度の物差しが同じレベルの人としか、

つながることはできないと思った方が良いです。

 

今回、コロナの影響で、飛行機がかなり欠航しました。

 

もともと航空券を手配していた区間で、

陸路に変更せざるを得ない場合、

航空券との差額は負担してもらえるのですが、

その手続きは、航空会社の電話対応窓口の方たちと

全て電話でやり取りして確認しなくてはなりません。

 

そしてANAやJALの方と電話でお話をし、

指定された日に指定された空港カウンターに行くと、

見事に事前に打合せした内容が伝わっていなくて、

また一から説明しなくてはならず、

更には領収書を提示してもその裏を確認されたりして、

本当に何時間も時間を取られてしまいました。

 

レストランでも、事前にWEBで予約して、

更には予約時にクレジットカードで引き落としまでされ、

キャンセル無料期間を超えると、

キャンセル料を取られるサイトが出来ましたが、

これってお店側にもお客様側にもメリットがあるよなぁ、と思います。

 

お互いの時間を奪わないからです。

 

電話を掛けることがお客様のため、と

思っているサービス提供者がいるとすれば、

それは一部のお年寄りの方にとって良いだけで、

大半の方にとっては迷惑な時代なのです。

 

そのことを自覚しましょう。

 

営業マンは、お客様とやり取りをしなくてはなりませんが、

お客様がストレスを感じない形で

コミュニケーションを取らなくてはなりません。

 

そのことを理解できているでしょうか?


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