弊社のクライアント様には居ませんが、
住宅業界の中には、
未だに集客に苦戦したり、受注が落ちてくると、
何らかのFCやVCに加盟して、
新しい商品や新しいノウハウを買い漁る経営者が存在します。
もしくは問題を解決するために、
外部のコンサルタントに依頼し、
コンサルに依頼することが問題解決の方策であるかのように、
外部のコンサルに過度の期待をしてしまうのですね。
新しい商品、新しいノウハウ、新しい手法。
それらはもちろん、重要なのですが、
それらで自社の厳しい現状を解決できるほど、
経営は簡単では無いのです。
私自身、もう本当につくづく感じておりますが、
経営におけるさまざまな問題の原因は、
新しいノウハウや商品が無いことではなく、
は経営者のベースの考え方がズレているか、
組織内部の空気感に問題がある方が圧倒的に多いのです。
新しい商品やノウハウを導入しても、
業績が順調でない原因はそこにはないので、
根本的な解決にはつながらないのですね。
そしてこれは昔から、私が言い続けていることですが、
手法やノウハウを完璧に使いこなすには、
自分たちに根本的なビジネス筋力が無ければ、
使いこなせないのです。
高度な武器を使いこなすのに、
自分に筋力が無ければ、
武器を意のままに操れないのと同じですね。
このビジネスにおける筋力とは、
「決定したことが実行される」
「ルールや約束を守る」
「他責で考えず、自責で捉える」
「お客様や働くスタッフへの利他の精神」
「勉強好き すなお プラス発想」
などが組織内に定着していることです。
これらが組織内に定着しているからこそ、
新しい高度なノウハウを使いこなせるようになる。
これが業績を高める上での本質である、
と個人的に思っています。
皆さんの会社には、ビジネス筋力がありますか?