鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3891回】 紹介が安定して発生するための条件

2021年08月25日 | 住宅コンサルタントとして

函館にラッキーピエロさんというハンバーガー屋さんがあります。

 

私が住宅業界において、

クライアント様と目指したいゴールは、

このラッキーピエロさんのように、

地元の方々に愛され、応援され、

ファンになっていただける住宅会社となることです。

 

そうなれば、結果として数字は確実についてきます。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様も、

かなりその域に近づいておられていて、

とにかく紹介が非常に多いのですね。

 

10年前や15年前に建てて下さったOB様の

その息子さんや娘さん、親戚が建てるので、

相談にのってあげて欲しい、みたいな感じで、

毎月のように複数の紹介が発生しています。

 

なぜこういうことが起きるのかというと、

お客様に喜んでいただこうという思いが、

担当者だけでなく、

全スタッフから感じられるからだと思います。

 

組織としてメンバー全員が、

お客様に同じ思いを持って対応しようとするのであれば、

社員さんの人づくりが欠かせない訳ですが、

そういうことを昔から徹底してされているのです。

 

このクライアント様とは、

13年以上のお付き合いになりますが、

13年前はこんなに紹介は多く無かったと思います。

 

当時の店長たちだったメンバーが役員になられ、

棟数も順調に推移している中で、

10年前のOB様とかから、ご紹介が多く発生している、

ということなのです。

 

紹介中心で受注をしていくのであれば、

やはりある一定の期間、実績を出し続け、

かつOB様と良好な関係を続ける必要がある、

ということなのです。

 

弊社のクライアント様の中には、

この10年で新築に新規参入された会社さんが、

多々、あります。

 

OB様の満足度は非常に高いのですが、

OB様の満足度やクライアント様の人間力からして、

まだ紹介発生件数が、それほど高くはないのです。

 

これは、時間が解決してくれます。

 

とにかく、お客様満足度を追求し、

お引渡し後も良好な関係を持ち続けることを

10~15年やり切ることで、

確実に紹介は増えていくことでしょう。

 

そういう私もこの仕事をさせていただいて16年ですが、

10年を超えたあたりから紹介が増えてきた気がします。

 

紹介を安定発生させるためには、

ある一定の期間が必要なのです。


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