鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4978回】 なぜデンマークはこんなにも余裕があって豊かなのか?

2024年08月16日 | 住宅コンサルタントとして
8月11日の朝にデンマークに着いて、
1週間近くが経過しましたが、
私の感想は

「なんて国や街全体に余裕があるんだ!!!」

ということ。

とにかく、どこに行っても混んでいないんです。

道路は渋滞がない。
(車を持つのにかなりの税金がかかる模様)

鉄道はラッシュ時でも乗車率が50%程度。

それでいてコペンハーゲンでは24時間営業で、
しかもどの路線も10分以内に次の電車が来るのです。

鉄道全てが山手線の待ち時間って感じで、
しかもメチャ空いている。

道路や歩道も広く整備されていて、
オランダ同様に自転車専用の道もちゃんとあります。

ただオランダのようにベルを鳴らして
猛ダッシュする奴もいないですし、
オランダと比較して品と余裕があるのですね。

そして街は緑が豊かでキレイに整備されている。

このキレイさは、スイスやオーストラリアに共通します。

もうとにかく居心地が良いんです。

で私、デンマークのことを調べてみました。
(←来る前に調べとけ!)

まず国の統治体制が違うらしい。

日本だと中央政府があり、県があり、市がある。

県と市の役割の違いを理解している人は、
私を含め、ほとんどいないでしょう。

ところがデンマークでは、中央政府→県→市と
この関係は同じなのですが、
県は医療しかやっていないそうで、
基本的な行政のサービスは市が全てやっているそうです。

日本だと衆議院選挙、参議院選挙、県知事選挙、県議会選挙、
市議会選挙、市長選挙と選挙がたくさんありますが、
おそらくデンマークでは、公務員や首長がかなり少ないのでしょう。

更に医療費は無料。
だから診察を受けた後、会計で並ぶことがないそうです。

更に学費も大学院まで全て無料。

育児手当は日本の5倍以上とのこと。

そのかわり、消費税は25%であり、
所得税も日本より高いそうです。

国民一人当たりのGDPは日本の1.6倍。

などなど、数字を見ても豊かなのですが、
とにかく街を歩いてみると、本当に品があって豊かなんです。

クラクションをならす車も皆無ですし、
パトカーが走っているのを見たのは2回だけ。
(中国やイタリアだとクラクション鳴りまくりですし、
パトカーのサイレンも数えきれないくらいです)

世界一幸福度が高い、というデータに納得感しかありません。

そして建築物もとにかくイケてて面白いんですね。

リピ決定の国です。

もっとデンマークのことを知りたいので、
定期的に訪れたいと思います。

ということで、今日はデンマーク最終日。

コペンハーゲンに来てずっと天気が良かったのですが、
今日は曇りなので、街中でお買い物をしたりして、
ゆっくり過ごしたいと思います。
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【4977回】 スウェーデンのマルメという街に行ってきた

2024年08月15日 | 旅のキロク
昨日は朝からデンマーク デザインミュージアムで
いろんなアートに触れてきました。



日本特集らしく、浮世絵なんかも展示されていましたが、
北欧のインテリアに触れることができて大満足。















この洗練されたモダンな感じ、メチャ好きです。

その後、コペンハーゲンから電車で40分程度でいける、
スウェーデン第三の都市、マルメへ移動。

実はそんなに期待していなかったのですが、
このマルメという街、個人的に非常に気に入りました。





海沿いのリゾート地として最近、開発が進んでいるのですが、
まだそんなにメジャーになっていないので、
人もそんなに多くないのですね。

デンマークもスウェーデンも、
とにかく街がキレイで洗練されてます。

このマルメの街並を見て、次男が

「こういう街、お客様をお連れした方がいいんとちゃう?」

と言ってくれました。

北欧の街並、建物、インテリアは、
イタリアやスペインのそれとはまったく違います。

マジで企画しようと思います。

ということで2日間、超ハードに動いたので、
本日は私はホテルでゆっくり過ごしたいと思います。
(家内と次男はもちろん、観光する予定です)
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【4976回】 デンマークを大移動

2024年08月14日 | 旅のキロク
海外旅行には何度も行っておりますが、
昨日はホンマにデンマーク内を大移動しました。

まずは家内が行きたかったお茶屋さんで
朝からアフタヌーンティー(←おかしいですよね)。

スコーン2個、エクレアにカヌレ、
そしてサンドウィッチと紅茶をいただきました。

日本だとアフタヌーンティーで
選べるお茶の種類って、せいぜい10個くらいですよね?

デンマークのこのお店では、何と150種類の中から
3つを選択してね、と言われ、私たちは目が点に・・・。

150種類から選ぶのって、大変やん、と思いながら、
結局はお店おススメのホワイトティーとブレンドティー、
そして私が好きなアッサムをセレクト。

超絶、優雅なお時間を過ごさせていただきました。



その後、電車に乗ってフレデリクスボー城へ。

湖に浮かぶように見えるお城で、まあ素敵。

お城そのものも素敵なのですが、
このお城のあるコペンハーゲンからかなり離れてる、
まあ言ってみれば田舎だと思うのですが、
街並も素敵で素敵なお店も結構あるんですね。



この街に滞在もしてみたい。

でそこからまた電車でクロンボー城へ移動し、
お城の周辺を散策。



ちなみにこのクロンボー城のあるヘルシンガーという街からは、
スウェーデンがはっきりと見えます。

お城を散策した後、港のカフェでビールを一杯!
もう最高過ぎる!

そしてそこからバスで南下し、
世界一美しいと言われているルイジアナ近代美術館へ。













もの凄い作品の数々に加え、海沿いでお庭も広く、
子どもたちが庭を楽しそうに走り回っていました。

こういう美術館やったら、一日過ごせますね。

今度来るときは、もっと日程にゆとりをもって、
ゆっくりと回りたいと思います。

にしても、メチャクチャ移動しました。

とても充実した1日でした。

という訳で本日は、スウェーデンのマルメという街に行ってきます。
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【4975回】 コペンハーゲン市内散策&次男と合流

2024年08月13日 | 旅のキロク
昨日はコペンハーゲン市内を散策。

事前に下調べはほとんどせずに、
とにかく涼しい気候+きれいな街並みの中で
ゆっくり過ごしたい、というだけで選んだコペンハーゲン。

こっちに来て、いろいろと検索をするものの
1日で十分回れるとか、そういう投稿も結構あったのですが、
実際、街中を散策すると、メチャクチャ面白いんです。

というのは、インテリアショップがとにかく多く、
しかも置いてある商品だけでなく、
店舗デザインや建物のデザインがメチャ参考になる!



こういう建築物もあれば・・・



こんな現代的な建物や



こういったデザインのものまで建っている。
しかも街並みに見事に調和しているんですね。





FRITZ HANSENのショールームはメチャイケてました!







これはH&M HOMEの店内。
個人的にはZARA HOMEより好き。



ここで家内はテーブルクロスを
私はワイングラスとSALT&PEPPERを購入。

これ、インテリア好きにはたまらない街だよな、と思いました。

これまでいろんな国、いろんな街に行ってきましたが、
インテリアショップの密度で言えば、過去一です。

そして夜にスペインから次男が到着し、
無事合流しました。

GW以来、3か月ぶりです(←子離れできないバカ親)。

次男、元気そうで何よりでした。

という訳で今日はコペンハーゲンを離れ、
2つのお城と世界一美しい美術館に行ってきます。
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【4974回】 コペンハーゲンの物価

2024年08月12日 | 住宅コンサルタントとして
コペンハーゲンについて、
最初の食事はイタリアンレストランにて。

パスタもしくはピザが99クローネ(1クローネ≒21円)
との看板に惹かれ、ついつい入りました。

私はパスタ、家内はピザを頼んだのですが、
確かにパスタ・ピザは99クローネでした。

ただワインがかなり高く、サラダも別に頼んだりしたので、
お昼だけで約9100円のお支払い。

味はまあ、イタリアやクロアチア以外の国の
イタリアンレストランで大衆的なお店で食べると
このレベルだよな、という可もなく不可もない味。

やはり日本が安すぎるというか、美味すぎるというか、
食に関しては、イタリア・スペイン・クロアチア以外で
普通レベルのイタリアンレストランで
ガチで美味しかったというお店は今のところありません。
(オーストラリアのシドニーのイタリアンは美味しかったですが、
高級店だったので・・・)

そしてスーパーに入り、お酒やチーズ、パン、
野菜やお肉、魚の価格をチェックしましたが、
イタリア・スペインよりもはるかに高いのですね。

パンってヨーロッパはとても安い印象で、
あの物価高のオランダですら、パンは安かったのですが、
デンマークはパンも高い!

クロワッサンが1個200円以上しますし、
ビールも日本より高い感じです。

野菜も肉も、全般的に高いですね。

イタリアやスぺんでは、スパイス類やオリーブオイルなど
大量に仕入れて帰ってきますが、
GWのオランダ、お盆のデンマークと
食品の大量購入はなさそうな予感です。

そして夜は中華屋さんへ。

コペンハーゲンで一番おいしいという噂のお店へ。

炒飯と焼きそば、春巻き、ビールとスプライトを頼んだのですが、
これでやはり1万円超えでした。

確かに味は美味しかったです。

量も1人前で日本の2人前はあったかと思います。

でも、やはり高いですね。

まあこれは、受け入れるしかありません。

という訳で、ヨーロッパの方が日本に一度来ると、
リピーターにそりゃなるわ、と改めて思った1日でした。

今日はインテリアショップ中心に回ります。
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【4973回】 コペンハーゲンに無事、到着

2024年08月11日 | 旅のキロク
関西国際空港からシンガポール経由で
無事、コペンハーゲンに到着しました。

コペンハーゲンの気温、
想像していた通りの20℃前後。

しかも空気もジメジメしていなくて、
本当に春先の空気感が最高の日本のようです。

いや、ホンマにこの気候だけで
デンマークに来て良かったと思いました。

デンマーク国際空港に到着後、
ホテルまではタクシーで移動したのですが、
タクシー代は1万円強と高め。

タクシーはスペインやポルトガルでは安いですが、
イタリアだとやや高く、
オランダ、デンマークでは日本円で1万円超えです。

ホテルの位置を事前にしっかりと調べていなかったのですが、
メトロの駅から徒歩2分のところにあったので、
全然、電車でOKでした。

帰りは空港まで、もちろん電車で移動します。

さて、これまで私たちは
ヨーロッパの各国に行ってきましたが、
早朝にホテルに着いても、
チェックイン時間前にチェックインさせてもらえて、
シャワーを浴びてすぐに観光、ということができたのですが、
今回のコペンハーゲンのホテルは、それは無理とのこと。

長旅で汗臭い体でしたが、しょうがありません、
服だけホテルのトイレ内で着替え、
すぐさまコペンハーゲン市内を散策。

今回、宿泊したホテルは、
市内中心部から地下鉄で4駅ほど離れた、
海がすぐそばの新たに開発されたエリア。



駅から徒歩2分でホテルですし、
市内にも10分強で行けるので、
場所的にはメチャ良いところ。

ただ、切符の買い方に最初、とまどいました。

海外の電車は、駅に入る際や駅を出る際に
切符をチェックしたり回収することは、あまりありません。
(国によって異なりますが)

デンマークの地下鉄では電車の中に
監視員がしょっちゅうあらわれ、車内チェックされます。

私たちもチェックされたのですが、
どうやら私の買い方が間違っていたらしく、
購入しなおすように指導されました。
(無賃乗車だと罰金がすごいらしいのですが、
切符を買っていたため、電車を降りて
買いなおすように言われただけで済みました)

よく分からないので、滞在期間中、
市内中心部の地下鉄・電車・バスが
乗り放題のチケットを購入しました。

デンマークでの暮らしを楽しみたいと思います。
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【4972回】 海外旅行に行く時に持っていくと便利なもの

2024年08月10日 | 旅のキロク
夏季休暇前の弊社の業務は昨日で終了。

本日より夏季休暇に入らせていただきます。

今年は9連休の会社も多いようで、
弊社も9連休です。

そして私自身は今年の夏、
デンマークでゆっくりとした時間を過ごしてきます。

なぜデンマークなのか?

それはとにかく暑いところで過ごしたくないから、
という単純な理由で、ヨーロッパでも北部に絞り、
その中で関空からのアクセスが良く、
飛行機代も比較的安いところを探していたところ、
デンマークに辿り着いた、という訳です。

涼しくて、街並みや建物が美しいエリアでゆっくりしたい、
という要望にまさにピッタリな国だと思っています。

そしてデンマークに次男もスペインから来るそうで、
現地のホテルで待ち合わせをしています。

さてこの夏、海外で過ごす方もおられるかと思いますので、
私たちが思う、海外に持っていくと便利なものをまとめたいと思います。

・ケトル
→お味噌汁を毎日のみたいので、ケトルは欠かせません。
ホテルによっては部屋にあるところもあるのですが、
無い場合、フロントにお願いして
お湯を持ってきてもらう必要があるのですが、
それが面倒なので・・・。

・マグカップ
→お味噌汁やドリップコーヒーを飲むのにあると便利

・インスタント味噌汁&ドリップコーヒー&紅茶
→部屋でゆっくりしたい時にコーヒーや紅茶は欠かせません

・緑茶
→たまに日本茶も飲みたくなるので、
緑茶のペットボトルは必ず持っていきます。

・流せるおしりふき
→ウォシュレットになれた日本人にとってつらいのが、
海外のトイレ事情。
私はおしりに優しい、流せるウェットティッシュを持っていきます。

・足つぼを刺激するローラー
→海外滞在中はかなり歩くので、夜、ホテルで大活躍してくれます

・シャワーサンダル
→海外のホテルでは必須かと

・ハーフダウン
→飛行機の中や夜など、季節問わず寒い時があるので、
ハーフダウンを必ず持っていきます

という訳で、デンマークに行ってきます。

皆様も素敵な夏季休暇をお過ごしくださいませ。
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【4970回】 「自分を変える!」ということを自ら決断していただく

2024年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
上司がどれだけ指導しようが、
コンサルがどれだけ研修をしようが、
ビジネスパーソンとして殻を破るには
結局は本人が「自分を変える!」と決断し、
行動や習慣を変えるしかありません。

どういうアプローチをすれば、
クライアント様の未来ある若いスタッフさんが
自らを変えるという決断をしていただけるか?

行動や習慣を変えていただけるか?

ここ最近、このことをずっと考えていますが、
何となく自分の中で解が見えてきました。

というか、弊社のクライアント様のスタッフさんの中で、
実際に自ら変わることを決断し、
行動や習慣を変えて成果を出す方が増えてきていて、
その方たちの事例をお伝えすると

「自分も変わりたい!」

と自ら決断される方が着実に増えてきているのです。

この良い流れをもっと加速していきたい。

今、オリンピックが開催されていますが、
スポーツの世界で結果を出すことに比べれば、
ビジネスの世界においてメダルを獲得することは、
難しいことではありません。

本気で自分を変える決断を下して
1年真剣に取り組めば、
必ず結果につながるのです。

そして仕事で成果を出せるようになることで、
仕事にやりがいを感じ、
人生が充実し、豊かになっていく。

弊社のクライアント様の若いスタッフさんたち全員に
それを体験していただきたいと思っています。
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【4971回】 マウント取りたがり&承認欲求が強い経営者とその真逆の経営者

2024年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
部下や後輩、若手社員さんに対し、
やたらとマウントを取りたがる経営者が稀にいます。

そういう経営者は、既に成功をおさめ、
業界内や商圏エリアの方たちから
十分な賞賛を浴びているのですが、
どうやら自分の自己顕示欲や承認欲求に限界が無く
まだまだチヤホヤされたいのか、
本当に部下や後輩にマウントを取るのですね。

「だからお前はダメなんだ!」

という言葉が口癖だったりします。

もう、ホンマにイタすぎる・・・。

どこまでいっても承認欲求が満たされることはなく、
なので自分が身を引くなんてことは一切考えていない。

会社内で圧倒的な権力を握り、
それを一切、誰にも渡さない。

誰も必要としていないのに、
いつまでも権力の座に居続ける。

そして誰からも必要とされていないのに、
自分がいなければこの会社はダメになる、とか
この組織が崩壊する、と思っていたりするのです。

こういう生き方は、美しくないですよね。

誰からもお誘いの声が掛からないので、
やたらといろんなイベントを企画し、
メンバーを固め、自分は忙しいとアピールしたがる。

部下や後輩からは、一切誘われない。

こういうマウント取りたがり&承認欲求と
自己顕示欲の塊のような経営者がいる一方で、
人望があり、部下や若手から大人気の経営者もいます。

部下が何人かで飲んでいると、
そういえば、社長は今日、街に出てるなと誰かが言いだし、
社長の携帯に電話がかかってきて呼び出されるような、
そんな人望の高い経営者もいます。

そういう方は、とにかく自社の社員や部下を
子どものように思っていて、愛情をかけ、
かつ彼らの成長を心から願っているのですね。

こういう生き方は、かっこいい!

経営者は、承認欲求とか自己顕示欲を捨て去れるよう、
努力すべきである、と個人的に思っています。

そしてそれらを捨て去った方が、
よほどいろんな方から必要としてもらえるでしょう。

年々、人間は年を重ね、頭が固くなっていきがち。

気をつけたいものですね。
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【4969回】 最もコスパの良い勉強法

2024年08月07日 | 住宅コンサルタントとして
ここ数か月、全てのクライアント様に
とにかく本を読みましょう、ということを
言いまくっています。

読書を習慣化することで、
ビジネスパーソンとしても個人としても
自らを劇的に変えることが可能だからです。

まさに読書こそ、最もコスパの良い勉強法で、
本を読まないことは自分の人生にとって
はかりしれないくらい、もったいないことだと思います。

そして毎日、読書をする習慣が身に付いた営業さんは
着実に受注が上昇するという結果が出ているのです。

思い起こせば、私自身も普通の営業マンだった1997年、
自身の能力を高め、成果につなげなければ
40歳前後で戦力外通告を受けてしまう、
という危機感を持っていました。

当時は北海道の北見市に居たので、
例えばセミナーや勉強会に出るとなっても
北海道の場合、大抵札幌で行われるのです。

北見から札幌は電車では6時間以上、
飛行機でも3時間以上かかるのですね。

北見に居ながら、能力を高める方法は、
本当に読書しか無かった訳です。

そこで自分のお小遣いの3万円の中から
毎月2万円を本につぎ込むということを決め、
読書をスタートしました。

10冊、20冊と読破していきましたが、
まだ頭の中に基礎となる知識のベースが出来ていないこともあり、
素晴らしい内容の本を読んでも覚えていられなかったのです。

でも継続するしか、自分には道が無かったので、
コツコツと本を読み続けていました。

そして100冊を超えたあたりから、
読んだ本の内容が記憶に残り、
その記憶をベースに行動に変換できるようになりました。

大きく変わったのは、1000冊に近づくにつれてです。

ある時、

「世の中で成功している人って、皆、とても似た考え方で、
やってることや言っていることがほぼ同じである」

という法則のようなものをようやく見出し、
自分のモノの考え方や行動を変えていったのです。

するとお客様が本音をドンドンおっしゃって下さるようになり、
私の提案を真剣に聴いて下さるようになりました。

結果、信頼関係を構築でき、
多くの商品をご購入いただけるようになり、
営業マンとしての数字に困らなくなりました。

読書をやり続けた結果、自分の習慣が変わり、
結果につながったのです。

あの当時の貯金があるので、
今も私はこの仕事をさせていただけているのだと
個人的に思っています。

最もコスパの良い勉強法。

皆さんは日々、読書ができているでしょうか?
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【4968回】 一流のお客様の対応をさせていただく大前提

2024年08月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアで仕事をさせていただいた後、
住宅業界専門のヘッドハンターの方と
京都で食事をご一緒させていただいておりました。

以前からいろいろとお声がけをいただいていたのですが、
全く日程が取れないでズルズルと来ておりました。

ところがその方が起業することとなり、
その成功を祈念するために、何とか時間をつくって
昨日の場となったのです。

私自身も起業し、いろんな方に応援していただいたので、
やはり起業される若い方がいると、
応援させていただきたくなるのです。

起業するきっかけであったり、
何を目指しているのかであったりと
仕事の話をいろいろとさせていただいたのですが、
私自身、非常に刺さったお話は、

「一流の営業マンや設計さんは高収入。
その高収入な方の転職をサポートする我々の年収が低いと
一流の方たちにお願いされない」

という内容でした。

いやいや、ホンマにそうやな、と・・・。

例えば、私のお客様は住宅会社の経営者ですが、
経営者のお相手をするのに、知性や教養もない、
一流のお店や一流のアートを知らない、
普段来ている服は安物であったとしたら、
選んでいただけないと思うのです。

そして昔を思い出したのですね。

というのは、私がコンサルに転職した2005年、
年収が大幅に下がっての転職でしたので、
私にはお金が無かったのです。

でも周囲の若いコンサルの方たちですら、
非常に高価なバッグやスーツ、筆記用具を持っておられ、

「契約書にサインしていただくのに、
プラスチックのボールペンではダメでしょう」

とか教えていただき、筆記用具や名刺入れは
良いものを無理して揃えた過去を思い出しました。

接客に携わる者、お客様とレベル感を合わせておかないと、
やはりお客様に選んでいただきにくくなるのです。

そして今、住宅業界で起こっていることは、
今、家を建てようと動いているお客様は、
基本的に高収入で成功されている方が大半です。

その方たちがどんな雑誌や本を見ていて、
どんなお店に通われていて、
記念日にどんなレストランで食事をされるのかを
分かっていない営業マンは、やはり選ばれる確率は下がるでしょう。

一流のお客様の対応をさせていただく上で、
こういうことを理解し、一流をしっておく必要があるのです。

皆さんは、自分のお客様と目線を合わせることができていますか?
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【4967回】 超一流の接客

2024年08月05日 | 住宅コンサルタントとして
私たち夫婦がハマっているカフェがあります。

それは、京都にある「居雨」さん。

KYO AMAHAREさんという、
素敵な器を扱うお店の中にあるカフェです。

AMAHAREさんには、
私たちがいつもお世話になっている、
唐津の土屋由起子さんの器や
富山のSIMOO DESIGNさんの器など、
センスがメチャクチャ良い器が展示されていまして、
そこにいるだけで楽しいのですが、
更に「居雨」さんの空間に行くと
サウナに入っていないのに私は「ととのう」んです。

洗練された空間でいただく、美味しいお茶とお菓子。

ここで出されるお茶は、福岡の万さんのお茶で、
もう本当に美味しいんですね。

空間もお茶もお菓子も美味しい「居雨」さんですが、
私が最高にハマっているのは、その接客なんです。

51年間、生きてきましたが、
過去最高の接客をして下さるスタッフさんが、
KYO AMAHAREさん、居雨さんにおられるのです。

笑顔、姿勢、言葉遣い、所作、気品、知性。
それらを全て兼ね備えた素晴らしいスタッフさん。

商品知識も抜群です。

その接客はどこで身につけられたのか、
今回、ご質問させていただいたのですが、
従弟が京都で旅館を経営されていて、
幼少期から接客をやっていただけで、
特にどこかで習った訳ではないそうです。

でももう間違いなく、日本トップレベルの方なので、
私、セミナーでのゲスト講師をお願いしました。

見事に断られました(涙)。

そのスタッフさんに、弊社のクライアント様の前で
お話をしていただきたい気持ちは変わらないのですが、
そういう経験もされたことが無いとのことで、
では違う形で弊社のクライアント様に
そのスタッフさんとお会いする機会をつくりたいと思います。

接客のトップレベルを一度、体験すれば、
自分たちが如何に未熟なのかを理解できるのです。

そういう意味で、いろんな領域のトップレベルを知ることは、
若いビジネスパーソンに非常に良いと思います。

そういう機会をつくっていきたいと思っています。
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【4966回】 コンサルタントに出来ることと出来ないこと

2024年08月04日 | 住宅コンサルタントとして
この仕事を19年、させていただいておりますが、
コンサルに出来ることなんて知れていて、
出来ないことはたくさんあります。

出来ることをまとめると

・経営戦略や事業施略の構築及び提案
・ビジネスモデル提案
・商品開発
・出店フォーマット提案
・マーケティング力の向上のための具体的提案
・営業力強化提案
・粗利改善提案
・デザイン性の向上提案

などがありますが、コンサルに出来ないことは、

・モチベーションの低いスタッフのモチベーション向上
・会社の社風を変える
・人間力が低いスタッフの人間力向上

が挙げられます。

月1回、数時間接するだけで
ビジネスパーソンのモチベーションを変えるということは、
現実的に難しいと思います。

モチベーションを高めるには、
そのビジネスパーソンの適正を見極め、
その人に合った仕事をしてもらい、成果を出してもらう中で、
自己重要感を感じたり、周囲から賞賛を浴びることで
モチベーションが上がっていったり、
自分よりも忙しくて大変な上司が
本当に真摯に仕事に向き合っている姿を見て
「この人のようになりたい」と思い、頑張るようになるのです。

モチベーションが低いビジネスパーソンには、
長い時間接する必要があり、
それが上司や先輩が適任なのです。

また社風を変えることも人間力が低いスタッフさんの人間力向上も
物理的にコンサルには難しいのです。

社風は社員さんが出す空気感によってつくられます。

人間力が低い社員さんが多いと、
頑張るビジネスパーソンを他人事で見たり、
斜に構えてみたりしがちなのですが、
そういう人間力が低いスタッフさんを
変えることは非常に難しいですし、時間と労力がハンパありません。

ということは、そもそも人間力が低いスタッフさんは
採用しないに限るのですね。

どれだけ人手が足りなくても、
挨拶ができないとか、
感謝の気持ちが持てないとか、
他責でしか物事を判断できないとか、
テイカータイプであるとか、
こういうビジネスパーソンは、
一旦バスから降りてもらうしかないのです。
(教育して変わってもらえる方は大歓迎です)

人間力が低いスタッフをバスに乗せてはいけないのです。
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【4965回】 こういう雰囲気を出せる組織をつくれたら勝ち

2024年08月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
とにかくお客様の来場がずっと好調です。

地元の方はもちろん、移住希望者の方からも
定期的に反響はありますし、
更にはこの地に移住してきた方がこの会社で働きたい、
と応募があったりと、とにかくいろんな人を引き寄せている感が
日に日に強くなっているような感じがします。

これは本当に衝撃的な話ですが、
数年前、全然違うエリアでお付き合いしていた
あるクライアント様で働いていたスタッフさんがいるのですが、
そこを辞め、このクライアント様に応募しているというお話があったりと
まあいろんな方を引き寄せてくる魅力があるのです。

実際、私もお伺いするのが楽しみですし・・・。

創業して間もない頃から
お付き合いをさせていただいていますので、
この状態になるまでの経緯は全て拝見してきたのですが、
なぜこんなにも魅力的で
いろんな人を引き寄せる会社になったのか?

私なりに整理したいと思います。

このクライアント様の最も素晴らしい点は、
役員が自分たちの得意不得意を理解していて、
自分たちが苦手な部分はスタッフだったり
外部の方たちに任せる(口も出さない)ということかと思います。

マーケティングに関しては自分たちは分からない、
ということで30代の若手リーダーに任せていて、
そのリーダーが自主的にいろんなことにチャレンジしやすいのです。

会社で〇を飼う。
移住検討中の方向けの地元の穴場スポットを紹介する。
〇〇〇事業をやる。
ドラマ仕立てでリールやTikTokを撮影する。

などなど、面白い取り組みを次々と開始し、
凄く楽しそうなオーラが敷地内から出ているのですね。

こういう空気をつくりだせる会社は、
お客様にとっても転職希望者にとっても魅力的に映る。

だから皆引き寄せられるのでしょう。

社員さん同士が仲が良く、
しかも人間力も高くて楽しそう。

もちろん、建てている家は洗練されています。

お客様が来場前にかなりファンとなっていて、
ほぼ競合も無い状態で商談が進んでいるのです。

こういう雰囲気をつくれたら勝ちだな、と
改めて思った1日でした。
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【4964回】 効率を求めすぎると・・・

2024年08月02日 | 住宅コンサルタントとして
資料請求があったお客様に対するアプローチや
一度、商談してその後停滞しているお客様に対するフォローを
営業マンではなく、インサイドセールス部隊をつくって
その部隊に対応してもらおう、という考えが
近年、広がってきています。

ただ私自身はクライアント様に
インサイドセールス部隊をつくって
営業を効率化しましょう、ということを
ご提案したことは一度もありません。

効率だけを考えると、
インサイドセールスは理にかなっているように感じます。

ところが、効率化を求めたら成果につながるかというと
そう単純に事は進まないと思うのですね。

その理由は、まず住宅会社に来る資料請求数や
実際の来場数は年々、減少傾向になるので
そもそもインサイドセールスの必要性があるのか、
ということを考えるべきでしょう。

そして次に、資料請求のお客様に対し、
どういうアプローチをすると来場していただけるのか?

それから商談が止まったお客様に
どういうアプローチをすれば、
またご来場いただけるのか?

こういうことを営業が頭を使って考えることで、
やはり営業マンとして成長するし、
何よりお客様1組の大切さを痛感すると思うのです。

泥臭い活動、細やかなフォローをすることで、
基礎筋力のようなものがついてくると思っています。

効率を求めることで、何か大切なものを失っているように
私個人は感じてしまいます。

皆さんの会社は、インサイドセールス部隊を設けていますか?
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