長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

リハビリ

2009-06-05 06:04:32 | Weblog
昨日はリハビリのように、朝から焙煎をした。

まずは、ブラジル。これは基本的な豆やし、時差ぼけや
眠くても、けっこううまく焙煎できる。
うちの「ほぼぶらじる」のベースになる豆。
二回目のはぜる(パチパチと豆がはじける音がする)がはじまり
そうなところになると、少し緊張しながら、音とにおいと煙に
五感を集中させて、焙煎する。このあたりは、理屈を超えた世界。

焙煎の香りに誘われたかのように、街をいくお客さんが玄関を
あけようとする。けど、無視。焙煎している時、そば豆腐を
作っているとき、もちろん蕎麦打ちをしているときは、手を
とめられないので、電話はもちろん、郵便や宅急便、アスクルがきても
「アトクル」にしてもらう。

昨日は、そのあと、ハイチ、モカ、ガテマラ、コロンビア、マンデリンを
焙煎した。それぞれが、はぜる時間、におい、音が微妙にちがっていて
おもしろい。人間もそうだけど、いろいろな個性が、ぶつかりあって、
調和されていくのがおもしろい。同じような個性だと、まぜても、おもしろさ
がでない。そんな意味では、今みたいに画一的な個性の集まりみたいな集団
には、「おもしろさ」は期待できないかも。

元気も焙煎している時は、傍らに座って、時々においを確認するみたいに、
鼻をクンクンさせながら、たたずんでいる。

夏休みは、プランターの植物の水やりができない。でも
みんな水水しくしている。近所の人たちが、頼まなくても、
やってくれるのだ。こんなところも、下町のいいところ。

今日は富川勝智さん「19世紀ギター」(19時開場 19時半開演)のライブがあるので、お店は16時にて閉店します。

来週は火曜日が「英語で蕎麦会」
水曜日には、「中国語」の勉強会も始まる。

今テレビ(墨田ケーブルテレビ)で、墨田ぶらり下町音楽祭の
模様が放映された。なかなかよく撮れている。