島根県にはドトールがない！

今朝パソコンをたちあげて、最初の楽天？のニュースみたいのを
見ていると、そんな見出しがあった。
全国で、島根だけないらしい。

今回の旅で、島根はゆっくりとまわってみた。
とても素敵なカフェも見つけた。日本海を一日中ながめねがら、
コーヒーが飲める。こんな場所があったら、引越しをしたい、と思う。

朝まずめに３０分釣りをする。それから２０人分そばをうつ。
それが売り切れたら、晴耕雨読。夕方に、若い料理人が「おはようございます」
とやってくる。彼に朝釣った魚を調理してもらい、それを酒肴に酒を
飲みながら、海を眺めたり、音楽をきいたりする。
単純だけど、ぼくの長年の夢。

その時聴く音楽は、ＣＤだったけど、今は「生音楽」がいい。
昨日は富川勝智さんの「１９世紀ギターの夕べ」だった。
１８３０年生まれのギターが、平成の時代に蘇る。
二回目だったけど、とても素敵なライブだった。雨（１回目の時も雨。
彼は「恵みの雨男」かも）にもかかわらず、満席で、時間を忘れるくらい、
クラシックギターの世界を堪能させてもらった。

７月２５日に「浴衣でライブ」をやってくれるギタリストのじんじんさんも
カウンターで聴き入っていた。そして、そのクラシックなギターを弾かせて
もらって、えらく感動していた。
というより、いわゆる「骨董病」に伝染したみたいだ。
この病は不治の病。感染ルートもわからなければ、ワクチンも薬もない。
でもかかった人は、楽しそうに一生を終わる、のが特徴。
ただし、慢性の金欠病を併発することが多い。
お金で買えないようなものに、「宝もの」がいっぱいある。