昨日は「福の会」だった。先生も福田さん。うちの大家さんも福ださん。
昨日甕に入った焼酎(天保創業の宮崎の酒蔵)を差し入れてくれた女子の旧姓も「福」
がつく。昨日書いたように「福」という文字は、ありがたい、象形文字。
「とうじ蕎麦」を南部鉄の鍋でやった。鍋に蕎麦を投じる、からそんな名前がついた信州
の名物そば鍋。竹のワークショップで、そばを投じる時につかう器もあるので、ときどき
やる。冬の寒い夜に、鍋を囲んで、気のおけない仲間たちとこの鍋をつつく、ほど幸福な鍋はない。
昨日は「手前味噌」に、ごんぼ、人参、ねぎ、豆腐をたっぷり刻み入れ、鶏のつくねを玉ねぎをたっぷり涙を
ながしながら摺り摺りしたものを、入れて、それに蕎麦。大塚に「なべ家」という江戸料理の店があり
そこの名物鍋が「蓬莱鍋」。これに勝るとも劣らない味だ。くだんの焼酎も、九州産の竹と杉でできた柄杓
で汲んで飲んだ。人生の最後の晩餐に、こんな宴ができたら、いい。
今日は東京大空襲70周年。天真庵の建物も、その日に丸焼けになった場所に、その年に立てた。
だから今年は70歳。最近「愛国心」とか「平和がなんちゃら」とかかしましいけど、そんな言葉
がいらないくらい、穏やかな日々が70年続いいたということに感謝したい。ちょっと浮雲急を告げる
ような世相だけど、やっぱり戦争はあかん思う。あほな首相は好きらしいが。
11日・12日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」
13日(金)が「ダメから始める中国語」 年に一度の「水餃子をつくって食べる会」になる。
こんなに楽しい語学研修はほかにない。