長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

福をよぶ究極の鍋料理

2015-03-10 08:14:40 | Weblog

昨日は「福の会」だった。先生も福田さん。うちの大家さんも福ださん。

昨日甕に入った焼酎(天保創業の宮崎の酒蔵)を差し入れてくれた女子の旧姓も「福」

がつく。昨日書いたように「福」という文字は、ありがたい、象形文字。

「とうじ蕎麦」を南部鉄の鍋でやった。鍋に蕎麦を投じる、からそんな名前がついた信州

の名物そば鍋。竹のワークショップで、そばを投じる時につかう器もあるので、ときどき

やる。冬の寒い夜に、鍋を囲んで、気のおけない仲間たちとこの鍋をつつく、ほど幸福な鍋はない。

昨日は「手前味噌」に、ごんぼ、人参、ねぎ、豆腐をたっぷり刻み入れ、鶏のつくねを玉ねぎをたっぷり涙を

ながしながら摺り摺りしたものを、入れて、それに蕎麦。大塚に「なべ家」という江戸料理の店があり

そこの名物鍋が「蓬莱鍋」。これに勝るとも劣らない味だ。くだんの焼酎も、九州産の竹と杉でできた柄杓

で汲んで飲んだ。人生の最後の晩餐に、こんな宴ができたら、いい。

今日は東京大空襲70周年。天真庵の建物も、その日に丸焼けになった場所に、その年に立てた。

だから今年は70歳。最近「愛国心」とか「平和がなんちゃら」とかかしましいけど、そんな言葉

がいらないくらい、穏やかな日々が70年続いいたということに感謝したい。ちょっと浮雲急を告げる

ような世相だけど、やっぱり戦争はあかん思う。あほな首相は好きらしいが。

11日・12日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

13日(金)が「ダメから始める中国語」  年に一度の「水餃子をつくって食べる会」になる。

こんなに楽しい語学研修はほかにない。