長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ながやにいってきたぞ!

2015-03-13 08:38:47 | Weblog

昨日は、珈琲塾。

モカを二種類、コロンビアを二種類焙煎して、みんなで

サイフォンで入れて、飲み比べをした。最近、一杯一杯を

ドリップで入れる、のが流行っているけど、流行っているから

形だけまねてボリボリ・・みたいなんが多いような気がする。

サイフォンで入れるのは、ドリップよりも、所作が多いのと、

微妙なやりとりがあるので、マニュアルでぼりぼりするほど

簡単ではない。所作にも味にもその人の「人間味」がでたすい。

ので、ちゅえん店ではなかなかできないかもなんばん。

昨日の珈琲塾の生徒さん3人のうち2人は、ぼくのそば

の「おでしさま」でもある。

きのうは、その「おでしさま」たちと、「長屋」で珈琲の勉強を

した後、「ながや」に食事にいった。押上ではなく、小田原の早川漁港の

近、東海道本線の早川駅の前に、鯛ののれんがかかっている老舗の一歩

、できたてほやほやのお店。吉兆で修行している時に出会って、池袋の

天真庵で見事な手前、包丁さばきで、日本料理を堪能させてくれ、その後

ヨーロッパへいき、フランスの「YEN」の料理長をやっていた。

蕎麦は、ぼくの師匠の高橋さんところで修行。今でも不思議なのだが、師匠からたまたま電話がかかって

きた時に、ながやくんが天真庵にいて、「高橋さん、この電話を借りて、紹介したい

人がいるのですが」ということから始まり、その後の彼のヨーローッパの修行の道が

開けた。子供が生まれて、日本に帰国し、東京でだすか、小田原にするかずいぶん

迷ったけど、縁のある「地」ということで、そこにのれんをだすことにあいなったわけでそうろう。

徒歩二分のところに、早川漁港がある。最近の観光バスがとまって、買い物客でごったがえす

ようなのではなく、かもめと海の男が映画のように絵になるような古色蒼然としたたたずまい。

赤い提灯がぶらさがった「カキ食堂?」みたいなお店も気になった。魚料理を得意とする

彼にはもってこいのロケーション。あっち方面の温泉にいく帰りに「立ち寄り店」にするに最高なお店だ。

今日は「ダメ中」  今日は「水餃子」を作って食べる会。日々是好日。