いつしか、喫茶店がカフェと呼ばれるようになり、ケーキなどがスイーツと呼ばれる
ようになった。うちのメニューで「レスカ」というのがあるが、「これは何ですか?」と
聞かれることが茶飯事だし、メインイベントの「ほぼぶらじる」にいたっては、ほぼんど?の人が
彼(ボボ・ブラジル、という愛すべきプロレスラー)について知らない。時代である。
先日酒々井のアウトレットにいってきた。雑貨屋とおぼしき店に立ち寄る。チープなテーブルの
上にのったガラスの器に目をやると、「カラフェ」と書いてある。「???」
と思ったけど、お茶の世界でいう水注みたいでもあり、デキャンタみたいでもあり、珈琲のサーバー
のようでもあり・・・・
天真庵の「ダッチ珈琲(今は、水出し珈琲か?)」は、般若くんが土台をつくり、近くのガラス職人さん
がそれに合わせてロートなんかを作ってくれ、サーバーは、安土さんの冷酒用の徳利を使っている。
これもこれからは「コーヒーカレフェ」と呼ばれるに違いない。なんか少し若返る?か、よその国に
きた気分になりそうだ。
昨日は「かっぽれ」。先生も仲間もみな先輩なので、昭和の話ができる日。
今日は「ねんど」。平成生まれのみくちゃんが小学校生のころから皆勤賞もので、
いつも平成の話を聞かせてくれる。とくに秋葉原の話は圧巻で、いつもみんねで
呼吸をするのを忘れるくらい集中しながら「今」を語りあう。
明日はライブがあるので、16時まで。ギターの赤須くんは、最近近所の
シェアハウスに越してきた。トレンペットの篠原さんは昔イタリアンのシェフだった人。
100人いれば、100通りの人生がある。みんなつかの間だけど、そのつかの間がいい。