ロードバイクで走って読んでアウトドア

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50代からら始める知的生活術

2022年10月28日 21時31分00秒 | 読書評

人生後半に向けてのエッセイ。
著者、外山さんの本は、「思考の整理学」をずいぶん昔に
読んでいて、著者の他の作品が気になっていた。

良い本だと想います。
人生後半に差し掛かっていて、緩い感覚で今後の過ごし方
を考えていた。

良いヒントがたくさんあって、日々読み返していきたいと
思う。
良いキーワードがいくつかあって、自分にいかせるか、
日々咀嚼してみたい。
人生の二毛作、ゆっくり早く、読書で知識をつけるよりは
本をもとに、考える事、たくさん考えて自分の糧する
等は、ちょっとした生活への指針になる。

各章が、程よい文章量でテンポ良く読めるのがまたいい。
読み返しも行い安いと思う。

何度か読んで、消化したい内容のエッセイである。

パーソナリティ障害 人々の特性の整理になる良書

2022年10月05日 08時49分00秒 | 読書評

パーソナリティ障害。聞きなれない言葉である。

各章に複数種類がある障害の特性とその対処法が書いてある。
臨床医である著者が、論理と経験をもとに、その障害を
特定している。

一読した時には、書かれている障害特性が医療的に
あるのかなと感じたが、読み進む内に納得感に近い
共感が生まれたのも事実である。

ちゃんと理解しないと、間違った見方で相手を見そうな気もして
いて、自分なりに解釈をして、障害特性を理解する必要性
を痛感する。

ユーチューバーが消滅する未来2028年の世界を見抜く 読後感

2022年09月27日 20時17分00秒 | 読書評


なかなか斬新な未来予測でした。
筆者 岡田氏は、60代中盤の年齢。
経営も経験しながら、社会学評価的な論調。
さっと読み倒すと、AI等が普通になる世の中については
極論のようにも思えて、眉唾物だと感じる部分もあるが
保守的な概念や道徳感を一旦ないものとして読むと
未来はそうなのかもと思えるところもある。

この年齢にして、ダイナミックな感覚は、持っておいても
良いのかなと、自身の保守的思考を反省する面もある。

未来への振る舞いの一思考として、頭の片隅に置いて
おくのも良いかもしれない。
まるまると内容を受け入れると違和感もある。

読み物としては面白いものである。

IOT まるわかり IOTがある生活がイメージしやすい内容でした。

2022年09月23日 13時21分18秒 | 読書評

 

IOTの外観を知るには良い本です。

200ページほどの数日で読み終えられる内容。

業界の方でない一般の方でも、気軽に読める程度の深さと広さ。

 

IT業界にいながら、枯れたシステム領域での仕事が多いので、新たなテクノロジーが作り出す

次世代のこと、進化しそうなことなどにも疎くなっていて、旧態状態で、進化している状況を

肌感覚で感じられないようなところもあって、この手の本を読むと新鮮です。

といっても、この本自体が、2016年くらいに出版されているものなので、ひと昔前の未来予測

なので、最新の動向ではないのですが。

出版されてからの6年ほど経過するので、現在の情報システム、テクノロジーが筆者が予測した

状況とどう重なっているのかの対比ができる面白味がある。

 

近未来を想像させてくれるような内容で、スマホ、ウェアラブルツールを個人が保持することで

様々な情報を収集して、生活、企業活動に反映するパターンが書かれていて、実現すると

面白い暮らしぶりになるだろうなと搔き立てられる。

 

半面、ツールやセンサー、そんなものが個人が認識していない状態で、いろんな情報を

吸い上げるような世の中になると、利用、活用する側の倫理が問われるので、慎重な姿勢で

取り組みを進めてほしいと思う。

 

いろいろなサービス、環境が出てきているので、最近あまり、深いところまで探りを入れる

というよりは、幅広にどのようなものなのかを理解できるよう間口を広げて柔軟な選択が

できるような状況にしたいと思い、手あたり次第の乱読。

 

さらっと読み終えて、読後感を感じ、内容の外観のイメージをもって、インデックス的な

ものができるとよいかなと考えています。

 


AIまるわかり 雑感

2022年09月21日 06時21分00秒 | 読書評

人工知能、AIについて、世の中の動きが闊達に
なっているので、どんな仕組みなのか、概観を
知りたくて、入門書を手にした。

一通り読むと、システムの概観は、把握できるが
あくまでも、業界以外の一般の人向けの内容。

パターン認識を膨大にさせて、良い結果とそうでない結果
をインプットして判定するような仕掛けのようだ。

AIが広く行き渡ると、人々の仕事、生活への影響の概観が
わかる程度の内容。
おおよその知識を得るには、良い本だと思います。

PIXAR を読んで。普通ではあり得ない企業成長。

2022年09月02日 18時49分47秒 | 読書評

久しぶりに本を読んだ。
誰もが知っている、コンピューターアニメーションの
制作会社で当初、スティーブ・ジョブズがCEO を
努めていた。

当時は、Appleをジョブズは、追い出され、ネクストで
巻き返しを図ってた時期ではなかろうか。
ジョブズの停滞時期が描写それて面白い。

筆者のローレンス・レビーという人物は、全く知らなかったのだが、
ピクサーという企業を成長させた立役者である。
もともと、弁護士でシリコンバレーでIT 関連の企業を
相手にしていた。
ふとした、ジョブズからの一本の電話が彼の人生を大きく
変えたようだ。

新たな企業に移った際の、よそ者扱い。反してジョブズからの、株式公開への、圧力。
そんなものを感じながらの企業成長のドラマが描かれている。
現実に起こったことだけど、まるで夢のような、普通には
あり得ないような、変遷。
そんなものがつらつらと書かれている。

ここ数年で読んだ本でまた読み返したい本

2022年04月29日 22時31分52秒 | 読書評
電子書籍でここ数年で読んだ本でまた、読み返したい本
を上げておこうと思います。






それぞれ、良い印象があって、面白い本でした。
時間見つけて、走り読みでもいいので読み返したいと
思います。

気候変動とエネルギー問題 - CO2温暖化論争を超えて (中公新書)

2022年04月29日 21時33分58秒 | 読書評
気候変動とエネルギー問題 - CO2温暖化論争を超えて
(中公新書)を読みました。

散発的に本は、読んでいたのですが、通勤時間の往復は、
いつの間にか、スマホでYouTubeやweb 検索など
そんな時間の使い方。

ある時期、読書にはまって、乱読してましたが、
数百冊読んだら、本から離れてました。
最近は、電子書籍ばかりを読んでました。
電子書籍は、マーキングがアプリでできるので便利
で、重量が無いので、何冊も持ち歩くことができる。
今後も電子書籍を読むことが多くなることは、否めない
のですか、一方では、紙媒体の本の赴きと永久的に
保管できるという利点は、捨てがたい。
あまり、固く考えずに、両媒体をバランスよく利用
していこうと思います。

この本、だらだらと読んでましたのですが、気候変動
のひとつの考え方としては、面白かったです。
世論の正反対の主張で温暖化は、していなく地球の
歴史から見ると、地球は冷えはじめている。
温暖化の原因と言われる二酸化炭素の排出量分は
海に溶融して、循環する、そんな論である。
環境変化は、宇宙からの影響が大であるという論理は
はじめて聞く内容で新鮮であった。

前半が、環境問題の内容で後半が、エネルギー問題の 
内容で、こちらのほうが興味深く、面白かった。
水素、核融合の話、バイオマスなどのエネルギ-
この辺の内容は、知らない内容が多く、新しい
エネルギー確保の手段として興味深いもなのがあった。

現在の環境問題と代替エネルギーに関する概観を
知るには、良い本てないかと思います。

孤高のメス 神の手にあらず。第四巻

2020年08月27日 21時48分00秒 | 読書評


このシリーズ、ついに最後の巻を読み切った。
最終の巻だけに、ストーリーが急転回する。
自身が最も大切にする家族への病魔。
しかも、一度に複数の病魔が押し寄せてくる。
主人公は、それを完治させる事ができる
医療技術を持つ。
一つ一つの難関な局面を打破しながら、進んで
行くのであるが、それでも治せない病気もある。
避けられない別れは、悔しさ、無念さを
描写するが、その伝わり方は、先が読める
ストーリーでもあるので、今ひとつ弱かった。

ストーリーの急転回は、面白味があり、話に
のめり込めるものは、あるのだけど、
個人的には、別れと、出会いの場面を
もう少し厚く描写しても良いのではと
思った。
全体を俯瞰すると、あれ?この場面の話
は、どうなった?抜けてると思うような
部分が散見された。

しかし、主人公の当麻医師の人間性と技量
は、最後まで納得できるものがあり、読み
手にすんなりと消化される。
慈悲に溢れ、持てる医術をもって純真に
患者の病魔を治す。そんな人間性に惹かれ
るものは、十分にあり、人の持つ根幹と
して、そうありたいと思わせるものが
ある。 

久しぶりに紙の文庫を読むと、触った感触
に安心感とその質感がそそるものがあった。
電子書籍より、内容が入ってくる感じが
するのは、思い込みでしょうか?

孤高のメス 神の手にあらず 第三巻

2020年08月27日 21時44分00秒 | 読書評

孤高のメス 神の手にあらず 第三巻
第二巻の中だるみ的な印象から、緊縛する
医療行為が続いて、本領発揮という印象。
このシリーズの本来の面白味が増す巻です。

この巻は、主人公 当麻医師の過去を垣間見る
事ができる。過去の医師としての恩師が
新たに登場する。過去の医師としての研鑽
の時代が想像できる表現もある。
当麻医師の周辺は、医療従事者として、輝き
のある、充実した時間の流れが表現されて
個人的には、安心しながら読み進む事が
できた。

それとは、対象的に島田医院長の病院は、
実力の無い野心丸出しの医師による足場
固めが進み、医療事故などを起こし暗い
影が浸食し始める。
そして、終盤は、島田医院長のアルツハイマー
が出始め、苦境な状況が増す。

この正反対のコントラストが印象的な巻である。
コントラストの深みが浅く、単純な印象が
するが、シンプルさ故、小説としては
楽しめるストーリーかもしれない。



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