ロードバイクで走って読んでアウトドア

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DEFY3 12/30 2023年最後の走行

2023年12月30日 20時56分00秒 | 自転車



2023年、最後のロード走行。
今年もいろいろあって、毎週ライドには、程遠く散発的な
ロード走行。

前半は、福岡にいたり、年末は冠婚葬祭で忙しかったり
して、自分のことに時間を割くことに気が引ける状態。

23年の最後は、練習道を90分走行して締めました。

走行距離 36.14km
走行時間 91.32分
平均速度 23.6km/h
消費cal    1021kcal




DEFY3 12/23 今年最後の黒山三滝

2023年12月24日 10時44分00秒 | 自転車



1ヶ月ぶりのロード走行。流石にこの時期は、寒い。
良い天気で日差しは暖かいのですが、冬の空気密度が高いのか
風もないのに、空気の壁でキツイ感じがします。

ゆっくり走って、脂肪燃焼。
敢えて、ペースを抑えて走るも、間隔が空いたせいか
これまでよりも、疲労感がありました。
やはり、間隔を空けず定期的に乗って、体を馴染ませて
おかないと、劣化が早くなってきてます。


黒山三滝まで48分で到着。
いつもとあまり変わらない時間のかかり方。
寒いのにも関わらず程よい汗もかきました。
帰路は、下り基調で、冷たさが身に染みるのですが、我慢
しながら走りました。
40km程、走って活動終了。
途中、寒さでギヤのワイヤーがうまく張ってないのか
ギヤ落ちが何回も起こり調整しないと。

走行距離 42.23km
平均速度 22.4km/h
走行時間 112.41分
獲得標高 402m
消費cal    1134kcal

父の詫状 向田 邦子 読後感

2023年12月06日 21時32分00秒 | 読書評

父の詫び状、気になるタイトルで調べてみると
向田 邦子氏のエッセイの名作とのこと。

昭和のテレビ聡明期に、放送作家として著名であるのは、知っていましたが
文章も書いて本を出しているイメージがあまり無かったので、意外な感じが
して面白く読めました。

このエッセイの貴重なところは、昭和初期1930年代から1980年代の情景が
全編を通して描かれているところではないかと思います。向田氏の周辺で起きた
何気ない生活の出来事が、映像をイメージさせるような言葉の構成が
素晴らしいと思います。

タイトルの父の詫び状というだけあって、全編を通して、彼女の昭和の父親増が
1900年代中期から生きてきた自分にとっては、我が父親と重なる部分が
あって共感できるところが多かった。
昭和の父親は、家長として威厳をが持ち出す為、怖いところがあって
その空回り具合が良くも悪くも家庭を形作っていたようなところがあります。
私の感覚でも、現代のような物わかりの良い温厚な父親像というのは、少なかった
ように思えます。ある面、父親のエゴが前面に出ていたような感じがします。
そんな現代とのギャップを愉しみながら読むとより面白味が湧くと思います。
昭和の家族というものは、今ほど豊かではないが、中間層の家
というものは、それぞれの家庭にわかりやすい個性があったように思えます。
破天荒な父親でも、そんなところをご近所、世の中が受け入れていたような
寛容な時代。物理的なものは、貧相だけどそれでも何処かで笑えるような
時代の寛容さを感じさせてくれるエッセイでした。

現代のように家族の形が小規模化して、社会の基盤である家族と関わりを
持たなくても暮らしていけるようなものとは、違い、生活に関わることは、
家族とコミュニケーションを取らないと決めれないような関係性は
今となっては、貴重なものではないかと思います。

あなたに褒められたくて 高倉 健 読後感

2023年12月05日 19時29分00秒 | OUTPUT100


高倉 健さんがエッセイを出されていたとは、
存じ上げていなくて、BOOKOFFで発見して、思わず手に取りました。

映画、テレビのイメージが先行して、渋い、硬派、怖い
というような印象が固着していました。

エッセイの文体、作風は、正反対で柔らかい感じです。
健さんが役者を演じ通してきて、周りで起きた出来事、生活の一部
に感じた感性を優しい文章で表現されていて、ホッとする
気持ちになります。

映画界で長年、一流を通してきたプライドやエゴみたいなものが
表現されているのかと思いきや、そんなものは全くなく
一流役者の周りで起きている普通の生活の切れ端が
役者を職業とする一人の人物の柔らかい言葉が綴られています。

言葉の構成は、しみじみとした情感を感じられてとても良いです。

師走に思うこと

2023年12月02日 12時46分33秒 | 時事
2023年12月 今年もあっという間に師走。
そして、12月になると同時にひとつ年を取る。
新年を迎えると、またひとつ年を取ると言う方が
いますが私は、12月になると誕生日を迎える
ので、新年にそう感じることがあまりないのです。

師走になると今年ももう終わってしまうという焦りと
寂しさが微妙に混ざりあい複雑なもやもや感が頭の
なかを出たり入ったり。
気分的に、うっとうしい時期です。
日本人は、国民性かその年の終わりと始まりに
エネルギーをかけすぎのような感じがします。
何かにつけて、年末の挨拶、お歳暮、テレビでは
年の瀬、今年も終わりなんてサブタイトル等かつく
番組が多く、そういったものを大切にする趣があります。

年々、年を重ねると少しづつそういうものに、違和感
を感じて抗いたくなるのは、残り時間が無限ではなく
有限ということを肌感覚で持ちはじめているからでは
ないかと思います。
ある人から言われて、薄々自分でも自覚しはじめたのが
50代半ばを越えたあたりで、あまり無理をしても
というような物事にたいして一歩引いたような焦燥感。
諦めのようなものではないのですが、30代、40代、
50代前半くらいまでの、何はともあれ、前に進める
というような推進力に陰りを見せるような心境がちらほら
と出てくるのです。
60代手前だと、誰もがそう感じる瞬間があるのかも
しれないです。身近な人たちでもいたのかも。
マイナスの心境ではないのですが、体力面、知力面の
衰えなのか、ふとしたときに現れる。
このようなことを感じると、さらに残りの時間は、
限られていると痛切に知らせれるような気になります。

個人的には、そんなことを思う時があっても、
そうでない人たちも、世の中にはいて、それには
勇気づけられます。
最近、驚いたのは、ローリングストーンズの新譜。
ドラマの主題かになっていて、最初聴いた時に、
何で新譜??と素直な疑問。
チャーリーワッツが亡くなり、実質、活動休止で
もう新しい曲は無いなと勝手に思っていたら、
新しいアルバムが出ているではありませんか。
しかも、音が80年代のカッコよかった時期の音に
寄っていて感動しました。
これAIが作っているのかなと疑ったほど。
80代でこのしびれる音とエネルギーは、心境が
看過されます。聴いているだけで、前にでるやる気
が増殖されるのです。

残りに限りがあるからこそ、その瞬間、瞬間を良い
過ごし方ができるように心がけていきたいものだと
思います。








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