毎日のニュースは、コロナ、感染症の拡大状況のことが、ほとんどです。
多くの方々が、経験したことがない、この状況。
目に見えてわかるものであれば、まだ注意のしようがありますが、残念ながら
これは見ることができません。
目に見えないものの脅威というものは、多くの人々の捉え方をまちまちにしてしまい
その影響の結果をイメージしづらくしてしまうことを強く感じさせてくれました。
そして非常事態宣言が出されてからも日に日に、患者数は、右肩上げりに増加してます。
この増加スピードをみると、自分の思考のなかでも、確信が揺れてしまうのですが
8割から9割の確度で、ヨーロッパ、ニューヨークのような状況が訪れるという予測を
自身のなかにも昇華させるべきであると痛感しています。
まず個人ができる防御策を明確にして実行をするに、次のことを心掛けたと思います。
1.外出の頻度を下げる。生活に必要な買い物や散歩は、行ってよいいう方針が出て
いますが、その中でも効率を考えたいと思います。買い物は、1日 1度でまとめて
すませる。複数名で動くことをやめる。散歩などの運動は、時間を限定して行う。
人が出歩く時間帯をさけて、早朝をなるべく利用して、1時間程度に収める。
散歩であれば、ぶらついても大丈夫というような印象ももってしまいますが
不要なぶらつきは、なくしたいと思います。
2.手洗いとマスクの着用、検温
感染経路がわからない方が多くなっているので、感染しやすい土壌が出来上がって
いると考えたほうが良いと思います。少なくはなりましたが、平日の電車は、まだ
席がいっぱいになるくらいの人でがあります。手すりや、つり革にも菌の付着があると
考えたほうが良いかと思います。エレベータ、エスカレータへのウィルスの付着、
買い物カート、買い物籠などへの付着。多くの人が接触する際は、前後で手洗い、
アルコール消毒を心掛けるようにしたいと思います。
検温を心掛け、自分の状態確認を常に行いながら、他者への感染を防ぎたいと思います。
3.複数名で会うことの回避
仕事が柄、打合せの場が必要になりますが、なるべく接触者を減らし、テレビ会議
などを利用して、接触頻度を削減したいと思います。私たちの英知でもあるネットワーク
ITを最大限活用して、対応の頻度をあげたいと感じてます。
アベノマスクを全国民に配布するために、466億円投資するのであれば、医療用のマスク、
防御服、シールドなどの生産の為のお金として使ってほしい。発熱外来を市町村ごとで
複数、設置し症状のある方を早く診療して、罹患のレベルをすみわけして、レベルに応じて
隔離、治療のすみわけを早急に実施してほしいと思います。
このウィルスの拡散状況をみると、罹患者の8割は、比較的元気な状況もあって、人が動いて
しまう。つまり、拡散の媒体床が豊富にあるので、ウィルスが定着できる環境が整っている
ように感じられます。飛沫感染、接触感染で広がるといわれますが、飛散したウィルスが
より小さな媒体に乗り移り、空気感染のような状況があるのではないかと、
予測してしまいます。そう考えると、如何に接触頻度をさげるかが、ウィルス撲滅への
最初の一歩だと思います。
効果的なワクチンや治療薬ができるまで、かなりの時間を要すると思います。したがって
このコロナ対策は、長期の持久戦になる確率が高いと思います。一時的には、拡散が下がって
くる時期もあるかと思いますが、ウィルスのしぶとさが強い感じがしますので、複数年、
心して対峙することも考えていったほうが良いかと思います。
学生の時に微生物の研究室に入りましたが、なんと菌とかウィルスは、高温でも生息し
空気がないところでも生きる、嫌気性の菌というものもありました。
今回のコロナウィルスは、ある面、思考をもっているような見え方もします。
致命傷をおわせず、自身が生き残るための媒体床を確立しています。これが
突然変異して致死率の高いのウィルスに変異しないことを願います。