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BD「ゾディアック」

2012-03-24 15:55:43 | 映画感想
「ゾディアック」
買い置きのBDで鑑賞。

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ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr。

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1960年代に始まったゾディアックによる連続殺人事件の物語。

1968年12月、アベックが何者かに襲われ銃弾を浴びせられる。

翌69年7月、アベックを撃ち殺したと言う匿名の電話が警察に入る。
被害者は女性死亡、男性重傷、前年の犯行の自供も合わせて通報された。

8月、新聞各社に犯行声明と暗号を記した手紙が届く。

その頃、ロバート(ジェイク・ギレンホール)は、
新聞社に勤める漫画家(イラストレーター)。

同じ新聞の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)に煙たがられながらも
事件に首を突っ込む。

9月、今度は湖畔でデートしていた男女が襲われる。
犯人は頭巾をかぶり、二人を背後から何度も刺した。

10月、男はタクシーに乗り、背後から運転手を射殺、現金を奪った。

このころから犯行声明、脅迫文が次々と舞い込むようになる。
警察やメディアには犯人を示唆する電話、通告する電話も多く寄せられた。

しかしそのほとんどはでたらめであり、警察は翻弄された。
担当刑事のデビッド・トスキ(マーク・ラファロ)と
ウィリアム・アームストロングは精力的に事件を追ったが、
がせねたに振り回され、一向に捜査は進展しない。

ロバートは本職も忘れ、事件に没頭していく。
はたして事件の真相は。
犯人はどこにいるのか。

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実際に迷宮入りとなっている「ゾディアック事件」を扱った映画。
状況証拠では犯人を決めつけられないもどかしさが、
後に「ダーティ・ハリー」を生んだと言われる。

実際に起こった事件をなぞっているからではあるが、とにかく長い。
映画では犯人をほぼ特定し名指しするものの、
結局は真実が明らかにされないまま、幕が引かれる。
サスペンスとしては犯人が犯人として裁かれないまま終わる。

裁かれないのはしょうがとしても、決定打のないまま、
限りなく黒いで終わってしまい、フラストレーションのたまる作品だった。

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