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映画「15時17分、パリ行き」@ユナイテッドシネマ豊洲

2018-03-16 15:57:34 | 映画感想
一応見ておきたかった映画。

2018/3/15、ユナイテッドシネマ豊洲。
8番スクリーン、G列を選択したが、スクリーンの上下から見てやや前過ぎた。



スペンサー・ストーン、アレック・スカーラトス、アンソニー・サドラー。



幼友達の、スペンサー、アレック、アンソニー。
小学校のころは何かと問題児扱いされていたが、スペンサーは挫折を繰り返しながらも空軍に入り、
アレックは、州兵としてアフガニスタンに配属される。
アンソニーは米国に残り、大学に進学しており、3人は今でも親友だった。

スペンサーとアレックは休暇を利用してヨーロッパ旅行を計画、アンソニーも賛同する。
ヨーロッパを観光した3人はオランダに立ち寄り、パリに向かうことになった。

そしてアムステルダム15:17発の特急タリスに乗った。

この後、パリにあと少しのところまで近づいた時、事件は起こった。



2015/8/21に発生した「タリス銃乱射事件」を基に構成された映画で、
事件当時の3人の役を本人が演じている。
劇中で負傷者の治療に協力し、勲章をもらった4人目(多分医師)は本人かどうか不明。

事実そのままではなく映画的に脚色もされているとは思うが、事件そのものの描写は短く、
はっきり言って中身は薄い。

事件をクライマックスに持っていくために幼友達だった3人の生い立ちや、
この列車に乗ることになった経緯を丁寧に組み上げてはいるが、それを知っても
あまり感情移入にはつながらない。

脚本がダメと言うことではなく、これが精いっぱいだったのかなと言う印象。
何故、クリント・イーストウッド監督がこの映画を作ろうと思ったのかは気になる。

同監督作は最近は「ハドソン川の奇跡」「アメリカン・スナイパー」など実話に基づくものが多い。



フランスでの表彰式の映像は、実際のものと芝居(再現)をうまく混在させている。
オランド大統領の演説や、記念撮影の場面は本物で後ろ向きに映っているシーンは俳優。
アメリカでのパレードもたぶん本物だろう。

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