2015/9/8。ユナイテッドシネマ豊洲、9番スクリーン。
D列を選択したが、やはりE列の方が良かったようだ、やや下すぎる。
台風を避けてららぽーと豊洲に避難しようと考えた人が多かったのか、
屋外の駐車スペースを避けようと考えた人が多かったのか、
4階駐車スペースは屋内はほぼ満杯でぐるぐる回ってしまった。
他にも空きを探して走り回っていると思われる車が多くいた。
みんな同じことを考えているんだな、と。
**
オーウェン・ウィルソン、ピアーズ・ブロスナン。
**
東南アジアのある国。
高級ホテルでアメリカの水道企業社長と懇談した首相は、暴漢に襲われ射殺される。
その17時間前。
水事業会社に転職し、現地赴任するジャック(オーウェン・ウィルソン)は
妻アニー、ルーシーとビーズの幼い娘2人とともに彼の国に向かっていた。
空港に迎えの車は来ておらず、機内で知り合ったハモンド(ピアーズ・ブロスナン)
の迎えの車でホテルに向かう。
ホテルに会社からの伝言は届いておらず会社とは連絡がつかない。
携帯もTVもネットもつながらない。
翌朝、ジャックは新聞を買いに行き警官隊と武装民衆の対峙に出くわす。
争いが勃発し警官隊は暴徒に圧倒され、ジャックはとにかく逃げる。
武装した男たちはホテルに乱入し、攻撃し始めた。
ジャックは暴漢に襲われるがハモンドが助けてくれ、一家で屋上に逃げる。
暴徒が「外国人は皆殺しだ、水には血を。」と叫んでいる。
やがてヘリの音が聞こえてきた。
救助が来た。
皆がそう思ったが、ヘリからの機銃掃射により、多くの人が倒れる。
絶体絶命。ジャックは妻と幼い子供を助けて逃げることができるだろうか。
また、ハモンドの正体は。
*
クーデター(政変)の理由やいきさつや、主義主張もわからず、ターゲットにされ、
とにかく逃げるしかないと言うパニックもの。
ただ「敵は全国民」は煽り過ぎ。
元々、政府対市民の対立から暴徒化したもので、
ホテルの従業員は味方だし、一般市民にも助けてくれる人はいる。
国は明示されないが、ベトナムと川で国境を接していることからカンボジア。
ただし、あのような国境線があるかどうかは判らない。
撮影はタイ(チェンマイ)で行われたようだ。
時々字幕は出ていたが、ジャック一家は現地語が全く分からない設定。
逃げる時にも話し言葉はもとより、字も読めないもどかしさが加わる。
*
原題は「No Escape」だが、もともとのタイトルは「Coup」だったようだ。
Coup d'Etat(クーデター:仏)からの派生語で、口語でクーデターの意なので
「クーデター」はそれに近い。
不便なホテルでしくしく泣いていた妻は、夫の殺人にびっくりしつつも、
最後は自分も敵を殴り殺す。
自分や家族の緊急事態に、きれいごとは言っていられないのと同時に、
母そして妻は強しということ。
無頼漢に対しては武器を持たなければ攻撃されないなどと
寝ぼけたことを言っている場合ではないのだ。
ビルの間を投げるのは無理。
高低差がどのくらいあるかにもよるが、投げられるのはせいぜい1mだろう。
あのような場面に遭遇しても真似しないほうが賢明だ。
ピアーズ・ブロスナンが責任を感じて助けてくれるのはいいが、
一介の民間人に事情をベラベラ喋るかね、と言う気はした。
最後はチューリッヒ保険(参考:「インポッシブル」2013年公開)が頭によぎった。
D列を選択したが、やはりE列の方が良かったようだ、やや下すぎる。
台風を避けてららぽーと豊洲に避難しようと考えた人が多かったのか、
屋外の駐車スペースを避けようと考えた人が多かったのか、
4階駐車スペースは屋内はほぼ満杯でぐるぐる回ってしまった。
他にも空きを探して走り回っていると思われる車が多くいた。
みんな同じことを考えているんだな、と。
**
オーウェン・ウィルソン、ピアーズ・ブロスナン。
**
東南アジアのある国。
高級ホテルでアメリカの水道企業社長と懇談した首相は、暴漢に襲われ射殺される。
その17時間前。
水事業会社に転職し、現地赴任するジャック(オーウェン・ウィルソン)は
妻アニー、ルーシーとビーズの幼い娘2人とともに彼の国に向かっていた。
空港に迎えの車は来ておらず、機内で知り合ったハモンド(ピアーズ・ブロスナン)
の迎えの車でホテルに向かう。
ホテルに会社からの伝言は届いておらず会社とは連絡がつかない。
携帯もTVもネットもつながらない。
翌朝、ジャックは新聞を買いに行き警官隊と武装民衆の対峙に出くわす。
争いが勃発し警官隊は暴徒に圧倒され、ジャックはとにかく逃げる。
武装した男たちはホテルに乱入し、攻撃し始めた。
ジャックは暴漢に襲われるがハモンドが助けてくれ、一家で屋上に逃げる。
暴徒が「外国人は皆殺しだ、水には血を。」と叫んでいる。
やがてヘリの音が聞こえてきた。
救助が来た。
皆がそう思ったが、ヘリからの機銃掃射により、多くの人が倒れる。
絶体絶命。ジャックは妻と幼い子供を助けて逃げることができるだろうか。
また、ハモンドの正体は。
*
クーデター(政変)の理由やいきさつや、主義主張もわからず、ターゲットにされ、
とにかく逃げるしかないと言うパニックもの。
ただ「敵は全国民」は煽り過ぎ。
元々、政府対市民の対立から暴徒化したもので、
ホテルの従業員は味方だし、一般市民にも助けてくれる人はいる。
国は明示されないが、ベトナムと川で国境を接していることからカンボジア。
ただし、あのような国境線があるかどうかは判らない。
撮影はタイ(チェンマイ)で行われたようだ。
時々字幕は出ていたが、ジャック一家は現地語が全く分からない設定。
逃げる時にも話し言葉はもとより、字も読めないもどかしさが加わる。
*
原題は「No Escape」だが、もともとのタイトルは「Coup」だったようだ。
Coup d'Etat(クーデター:仏)からの派生語で、口語でクーデターの意なので
「クーデター」はそれに近い。
不便なホテルでしくしく泣いていた妻は、夫の殺人にびっくりしつつも、
最後は自分も敵を殴り殺す。
自分や家族の緊急事態に、きれいごとは言っていられないのと同時に、
母そして妻は強しということ。
無頼漢に対しては武器を持たなければ攻撃されないなどと
寝ぼけたことを言っている場合ではないのだ。
ビルの間を投げるのは無理。
高低差がどのくらいあるかにもよるが、投げられるのはせいぜい1mだろう。
あのような場面に遭遇しても真似しないほうが賢明だ。
ピアーズ・ブロスナンが責任を感じて助けてくれるのはいいが、
一介の民間人に事情をベラベラ喋るかね、と言う気はした。
最後はチューリッヒ保険(参考:「インポッシブル」2013年公開)が頭によぎった。
主人公一家が巻き込まれるのは、おっしゃるように「政府対市民の対立から暴徒化したもの」であって、軍部が乗り出す「クーデター」(一般に使われているもの)とは違っているように思いました。
ただ、主人公には政治的意図も思惑もなく巻き込まれているので、クーデターだろうかテロだろうが暴徒だろうが関係ないっちゃあ、ないですけど。