敢えて大山志保をタイトルに持ってきたのは、先週のステート・ファームの結果の記事で、
全米女子プロ出場者の中に「大山志保の名前がある」と書いたから。
確かにその時点では名前があったし、公式ページには今も残っているのだが、、、
そのことは後にして、まず来週の試合から。
(1)ShopRite LPGA Classic(6/18~6/20)
USLPGAにしては珍しく3日間の大会。
過去、1986年から2006年まで実施されたがこの3年ほどは開催されなかった。
2006年は李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)が優勝している。
6150ヤード、パー71。
出場者を見てみると、まず挙げるべきは、ポーラ・クリーマー。
初戦のホンダ・PTT・タイランドで古傷の手首を痛め、治療していた。
復帰戦となる。
先日、ニューヨークの街中で彼女のスポンサーであるリコーのCM撮りをしたそうだ。
続いてオーストラリア出身、JLPGAのメンバーでもあるタミー・ダーディン。
以前USLPGAに参戦したこともあるが、昨年のQT11位で今年から再挑戦。
記録では2005、2007、2009年にも1試合ずつ出たことになっているが、
いずれもミズノ・クラシックである。
今年はJLPGAでは8試合、1100万円ほどを稼いでいる。
USLPGAはまだ2試合、これが3試合目になる。
ついでに言うと、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)もJLPGAのTPD登録選手である。
同じく、キャンディ・クン、盧曉晴(テレサ・ルー)と朴仁妃(パク・インビ)もTPD。
なお、キャンディ・クン(台湾)は今季JLPGA未出場なので見落としていた。
宮里藍、宮里美香、上田桃子も出場。
彼女らについてはいまさらコメントはない。
敢えて言うとすれば、宮里美香はJLPGAのメンバーではなくアメリカでプロデビュー。
曽雅妮(ツェン・ヤニ)はTPDじゃなかったのね。
日本で人気のミシェル・ウィーも参戦。
過去にはいろいろあったが、昨年から本格参戦し、もともと力はある選手なので、
昨年は90万ドル超を稼ぎ、賞金ランキング14位でシード確保している。
最新のロレックス世界ランキングでは7位となっている。
*
(2)LPGA Championship Presented by Wegmans(6/24~6/27)
USLPGAのメジャー第2戦、全米女子プロ選手権。
ニューヨーク、ビッツフォード。
ニューヨークと言っても州の北西部、オンタリオ湖まで10数km、対岸はカナダだ。
この大会の公式ページの出場者一覧に大山志保の名前があるが、
USLPGAの出場者一覧ページにはない。
USLPGAの方は「Final Field」とあり、こちらが最終になる。
(但しキャンセルなどでウェイティングの選手との入れ代わりはあり得る)
FinalFieldによれば、JLPGA関係は、アルファベット順で、
有村智恵はロレックス・ランキング(16位)による出場。
タミー・ダーディン、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、キャンディ・クン、
盧曉晴(テレサ・ルー)と来て、宮里藍、宮里美香、
そして、その次に来るはずだった大山志保の名はない。
続いて、朴仁妃(パク・インビ)、申智愛(シン・ジエ)。
申智愛(シン・ジエ)はTPDではなくJLPGAメンバー。
KLPGAでは、2006年にプロ入りし、4勝して新人王と賞金女王で、
KLPGA初の平均スコア70未満(69.72)を達成。
翌2007年はUSLPGAにスポット参戦し、エビアンで3位に入った。
KLPGAで9勝を挙げて生涯賞金の新記録を達成した。
翌2008年にはJLPGAにも参戦。
初参戦の2008年のヨコハマタイヤでいきなり優勝してJLPGA入りした。
KLPGAでは7勝を挙げグランドスラムを達成して10年のシードを確保。
余勢を駆って、全英女子オープンにも優勝、ミズノ・クラシックでも優勝し、
2009年からはUSLPGAメンバーとして本格参戦、
年間3勝を挙げて、賞金女王となる。
漫画でもこんな物語を書いたらありえなさすぎと言われてしまいそうだが、
非会員の時に多々優勝しているので各団体の記録上カウントされない勝ちがある。
ちょっとどうしようもないほどすごい選手。
ロレーナ・オチョアが引退した現在、ロレックス・ランキングのダントツ1位である。
ただし、今季は未勝利で、賞金ランキングは現在6位。
申智愛(シン・ジエ)が長くなった。
残りは二人。
上田桃子と横峯さくら。
上田桃子は右ひざを痛めていて、1ファンとして素直に心配だが、
本人は(少なくとも今季は)手術しないで頑張るとブログに書いている。
横峯さくらはロレックスランキング(14位)による出場資格。
ロレックスランキングによる資格では、
もう一人、19位のSeo Hee Kyungという選手がいるが、
僅差で20位に全美貞(チョン・ミジョン)、ちょっと離れて22位に諸見里しのぶ、
24位に不動裕理もいた。
*
ここから先はまだ出場者が決まっていないが、一応7月まで書いておくと、
(3)Jamie Farr Owens Corning Classic Presented by Kroger(7/1~7/4)
全米女子プロの出場者をチェックした時にこちらもチェックしておいたが、
やはり大山志保の名前は残っている。
タミー・ダーディン、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、キャンディ・クン、
盧曉晴(テレサ・ルー)、 宮里美香、大山志保、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、上田桃子。
宮里藍の名前はない。
*
(4)U.S. Women's Open(7/8~7/11)
メジャー第3弾、全米女子オープン。
大会公式ページには、出場が期待(予定)される選手として一覧があり、
有村智恵、全美貞(チョン・ミジョン)、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、
キャンデ゜ィ・クン宮里藍、宮里美香、諸見里しのぶ、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、上田桃子、横峯さくら、の名が挙がっている。
*
(5)Evian Masters Presented by Société Générale(7/22~7/25)
一週空いて、舞台はヨーロッパへ。
昨年の宮里藍の初優勝は記憶に新しい。
公式ページによれば、2010年の出場予定者のうち、JLPGA関係は、
有村智恵、馬場ゆかり、藤本麻子、服部真夕、全美貞(チョン・ミジョン)、
北田瑠衣、李知姫(イ・チヒ)、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、古閑美保、
宮里藍、宮里美香、朴仁妃(パク・インビ)、申智愛(シン・ジエ)、
上田桃子、横峯さくら、キャンディ・クン。
*
(6)RICOH Women's British Open(7/29~8/1)
舞台はイギリスに移り、全英女子オープン。
こちらの公式ページでは出場申し込みの状況が掲載されている。
最終的に誰が出場できるのかは不明だが、そこにある名前を追って見よう。
李宣和(イ・ソナ)、キャンディ・クン、宮里藍、宮里美香、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、横峯さくら。
これはあくまで現在までに登録した選手。
最終的にはいつごろ決まるんだろう。
全米女子プロ出場者の中に「大山志保の名前がある」と書いたから。
確かにその時点では名前があったし、公式ページには今も残っているのだが、、、
そのことは後にして、まず来週の試合から。
(1)ShopRite LPGA Classic(6/18~6/20)
USLPGAにしては珍しく3日間の大会。
過去、1986年から2006年まで実施されたがこの3年ほどは開催されなかった。
2006年は李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)が優勝している。
6150ヤード、パー71。
出場者を見てみると、まず挙げるべきは、ポーラ・クリーマー。
初戦のホンダ・PTT・タイランドで古傷の手首を痛め、治療していた。
復帰戦となる。
先日、ニューヨークの街中で彼女のスポンサーであるリコーのCM撮りをしたそうだ。
続いてオーストラリア出身、JLPGAのメンバーでもあるタミー・ダーディン。
以前USLPGAに参戦したこともあるが、昨年のQT11位で今年から再挑戦。
記録では2005、2007、2009年にも1試合ずつ出たことになっているが、
いずれもミズノ・クラシックである。
今年はJLPGAでは8試合、1100万円ほどを稼いでいる。
USLPGAはまだ2試合、これが3試合目になる。
ついでに言うと、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)もJLPGAのTPD登録選手である。
同じく、キャンディ・クン、盧曉晴(テレサ・ルー)と朴仁妃(パク・インビ)もTPD。
なお、キャンディ・クン(台湾)は今季JLPGA未出場なので見落としていた。
宮里藍、宮里美香、上田桃子も出場。
彼女らについてはいまさらコメントはない。
敢えて言うとすれば、宮里美香はJLPGAのメンバーではなくアメリカでプロデビュー。
曽雅妮(ツェン・ヤニ)はTPDじゃなかったのね。
日本で人気のミシェル・ウィーも参戦。
過去にはいろいろあったが、昨年から本格参戦し、もともと力はある選手なので、
昨年は90万ドル超を稼ぎ、賞金ランキング14位でシード確保している。
最新のロレックス世界ランキングでは7位となっている。
*
(2)LPGA Championship Presented by Wegmans(6/24~6/27)
USLPGAのメジャー第2戦、全米女子プロ選手権。
ニューヨーク、ビッツフォード。
ニューヨークと言っても州の北西部、オンタリオ湖まで10数km、対岸はカナダだ。
この大会の公式ページの出場者一覧に大山志保の名前があるが、
USLPGAの出場者一覧ページにはない。
USLPGAの方は「Final Field」とあり、こちらが最終になる。
(但しキャンセルなどでウェイティングの選手との入れ代わりはあり得る)
FinalFieldによれば、JLPGA関係は、アルファベット順で、
有村智恵はロレックス・ランキング(16位)による出場。
タミー・ダーディン、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、キャンディ・クン、
盧曉晴(テレサ・ルー)と来て、宮里藍、宮里美香、
そして、その次に来るはずだった大山志保の名はない。
続いて、朴仁妃(パク・インビ)、申智愛(シン・ジエ)。
申智愛(シン・ジエ)はTPDではなくJLPGAメンバー。
KLPGAでは、2006年にプロ入りし、4勝して新人王と賞金女王で、
KLPGA初の平均スコア70未満(69.72)を達成。
翌2007年はUSLPGAにスポット参戦し、エビアンで3位に入った。
KLPGAで9勝を挙げて生涯賞金の新記録を達成した。
翌2008年にはJLPGAにも参戦。
初参戦の2008年のヨコハマタイヤでいきなり優勝してJLPGA入りした。
KLPGAでは7勝を挙げグランドスラムを達成して10年のシードを確保。
余勢を駆って、全英女子オープンにも優勝、ミズノ・クラシックでも優勝し、
2009年からはUSLPGAメンバーとして本格参戦、
年間3勝を挙げて、賞金女王となる。
漫画でもこんな物語を書いたらありえなさすぎと言われてしまいそうだが、
非会員の時に多々優勝しているので各団体の記録上カウントされない勝ちがある。
ちょっとどうしようもないほどすごい選手。
ロレーナ・オチョアが引退した現在、ロレックス・ランキングのダントツ1位である。
ただし、今季は未勝利で、賞金ランキングは現在6位。
申智愛(シン・ジエ)が長くなった。
残りは二人。
上田桃子と横峯さくら。
上田桃子は右ひざを痛めていて、1ファンとして素直に心配だが、
本人は(少なくとも今季は)手術しないで頑張るとブログに書いている。
横峯さくらはロレックスランキング(14位)による出場資格。
ロレックスランキングによる資格では、
もう一人、19位のSeo Hee Kyungという選手がいるが、
僅差で20位に全美貞(チョン・ミジョン)、ちょっと離れて22位に諸見里しのぶ、
24位に不動裕理もいた。
*
ここから先はまだ出場者が決まっていないが、一応7月まで書いておくと、
(3)Jamie Farr Owens Corning Classic Presented by Kroger(7/1~7/4)
全米女子プロの出場者をチェックした時にこちらもチェックしておいたが、
やはり大山志保の名前は残っている。
タミー・ダーディン、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、キャンディ・クン、
盧曉晴(テレサ・ルー)、 宮里美香、大山志保、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、上田桃子。
宮里藍の名前はない。
*
(4)U.S. Women's Open(7/8~7/11)
メジャー第3弾、全米女子オープン。
大会公式ページには、出場が期待(予定)される選手として一覧があり、
有村智恵、全美貞(チョン・ミジョン)、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、
キャンデ゜ィ・クン宮里藍、宮里美香、諸見里しのぶ、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、上田桃子、横峯さくら、の名が挙がっている。
*
(5)Evian Masters Presented by Société Générale(7/22~7/25)
一週空いて、舞台はヨーロッパへ。
昨年の宮里藍の初優勝は記憶に新しい。
公式ページによれば、2010年の出場予定者のうち、JLPGA関係は、
有村智恵、馬場ゆかり、藤本麻子、服部真夕、全美貞(チョン・ミジョン)、
北田瑠衣、李知姫(イ・チヒ)、李宣和(イ・ソンファ/イ・ソナ)、古閑美保、
宮里藍、宮里美香、朴仁妃(パク・インビ)、申智愛(シン・ジエ)、
上田桃子、横峯さくら、キャンディ・クン。
*
(6)RICOH Women's British Open(7/29~8/1)
舞台はイギリスに移り、全英女子オープン。
こちらの公式ページでは出場申し込みの状況が掲載されている。
最終的に誰が出場できるのかは不明だが、そこにある名前を追って見よう。
李宣和(イ・ソナ)、キャンディ・クン、宮里藍、宮里美香、朴仁妃(パク・インビ)、
申智愛(シン・ジエ)、横峯さくら。
これはあくまで現在までに登録した選手。
最終的にはいつごろ決まるんだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます